陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2023-06-30

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環境認識

環境認識とは、自分が生きている世界をどう見ているのかということ
その環境の中で人は活動して何らかの成果を上げようとする
どのような人でも5W2Hの流れで結果を出そうとする
いつ(時間)どこで(空間)だれが(人間)という環境世界に身と心を置きながら結果を出そうと努力する

この環境認識に3段階がある


最初の段階は、「今だけ、ここだけ、自分だけ、お金だけ」を見ている段階

次の段階は、原因と結果の流れを含んだ時間と、他者との関連性を含んだ自分と、お金だけでなく心を含めた価値を考えるという段階

更に、この世だけでなく転生輪廻という永遠ともいえる時間の流れで、この世は仮の姿、メタバースのような世界であり、本来、自己も他人も神仏の子であり兄弟であり、死後、天国地獄が分かれるような価値判断が明確になされる世界があり、お金で測られる以上の価値を含んだ世界であるという認識の段階

この三つの段階が有ると思われる
要するに、目に見えない大切なモノをどれだけ深く見ることができるのかということ

私の陰陽学は、整理すると、この3段階を分けていることになる
要するに、極端な唯物論の世界観と、現実を深く見て思慮深く有ろうとする世界観と、もう一つは、真理を信じて神近い判断ができるように努力している世界観とがある

どうやら、現代社会で多くの人は、この1段階目を大きく超えていないように思えるのだ
その証拠はどこに有るかと言えば、国家レベルで行われていることを見ると分かる

「今だけ、ここだけ、自分だけ、お金だけ」という感覚で行われていることが多くある
もちろん、当然ながら、良かれと思ってやっていることだろう
例えば、NHK
テレビ放送が始まった時に放送局が一つである以上、受像機と受信契約が一体というのは当然だっただろうが、今は違う
今、押し売り状態になっていることは明らかだ
公共放送という過ぎた自負も有るのかもしれないが、そこから生まれる弊害もある

年金制度もそうだ、
昔、積み立て方式で成り立っていたものが、なぜ賦課方式としなければならなくなったのか
税金の徴収の仕方もそうだ
有るところ、取れる所からとろうとするのは、詐欺師や泥棒と同じだろう

政府レベルでは、頭のいい人が多いせいか様々な工夫を入れて詐欺まがいのことが行われている
政府が大きくなればなるほど、「今だけ、ここだけ、自分だけ、お金だけ」という感覚で自分たちのやっていることを正当化して悪循環を生み出すことになる
その理由は、その優秀さが、その悪循環を隠してしまうせいなのだろう
民間であれば、結果に直接出てしまうために真剣に考えなければならない
政府では、通貨発行や徴税権があり、法律を作るという特権もあるためにごまかせてしまう
その結果が、長期のデフレや国債という借金の積み上げになっている
細かな陰が関係でどうなるのか分からないけれど、積み重ねられた負の遺産は、必ず実を結ぶだろう
新たな、良い実を結ぶ働きをしなければ、必ず、食糧不足的なことが起きるだろう

私も実際に考えるというか、反応だけしているときには、この一段階にあることは自覚できる
だれでも、瞬間的に考えてしまうのは「今だけ、ここだけ、自分だけ、お金だけ」という感覚に振り回されてしまうだろう
ただ、一瞬、間をおいて考えるなら因果関係を考え結果に置ける善悪についても考えることもできる
しかし、親方日の丸の考えでは、上手に説得することに力を入れるようだ

頭の良い人たちにはかなわない
ケムにまかれてしまう

「今だけ、ここだけ、自分だけ、お金だけ」というレベルでとどまっていて起きることは、直接犯罪につながります
詐欺や強盗が頻発していますが、ちょっと考えればわりに合わないことだということは分かります
それが、国家レベルでも分からなくなっている原因は何かというと、それぞれの立場で欲が深くなっているからでしょう

自己中心主義、結果至上主義が世界を悪くしていることに早く気づくことだ
その為には、見えにくい大切なことを見ようと努力することだ
見えにくい、大切なことは、真理からきています
宗教的真理が道徳の背景にあり、道徳によって社会がより良いものとなって行く
宗教を「今だけ、ここだけ、自分だけ、お金だけ」のレベルの低いものにしないことです
宗教は、正しい世界観を学ぶべきものであり、神仏の願いを学ぶべきものです



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