陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-10-13

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政府が使うべきお金

このコロナ禍で大規模の財政出動が予定されている
どこにお金を使えば国民の為になるのか
何に支出すれば国民経済に資するのか


国民全員に10万円の給付金を、また配るという
確かに、もらっては嬉しく、消費も一瞬は良くなるだろうが
本当にそれがベストなのだろうか

当然ながら財源のめどが必要であり
財務官僚の財政均衡にこだわる人達は
後で増税して、つじつまを合わせようとするだろう

確かに、MMT理論からすれば
国の借金で当面財政破綻することは無く
単に赤字が積み重なるだけであり
その赤字も結局は国内の資金で支えられているだけなので
問題なしという観方も出来る

コロナ禍という異常事態の中では
ある意味、戦時下に似たところが有るので大丈夫だとは思うけれど
ここには、大きな問題が有る

ただ、何かあれば、政府からの支援金で何とかなるというような風潮が出来る
政府に依存し、大きな政府を容認してしまう事がよいことだろうか

大きな政府とは、たくさんの税金を集めさせ
もしくは、大きな借金をさせて大きな資金で
国民の為に役立つことをしようとすることだ

心配なのは、それが本当に国民の役に立つことなのか
単に国民を甘やかすことになり依存心の強い国民を作ることになり
国の一部の人の判断でコントロールされることになりはしないか

拡張した政府組織の中では、おそらく効率など無視されがちになる面もあるだろう
面倒見の良い政党が人気を集め、厳しく突き放した政党は支持されにくくなるだろう
ゆりかごから墓場までという社会が実現するのかもしれない
それが、本当に良いことなのか

これが神の願いに沿っている事なのかわからない
ただ、想像できることは、
一般家庭でも分かることだけれど
甘やかされた子供は、生き残りをかけた競争の中で生き残ることは難しい
神は、その助力が裏目に働くようなことは決してされないだろう
これは法則でもあるだろうし
厳しさに耐え自助努力の精神を持ち得た子には、
おそらく、神からの恩寵もあるだろう

人気とりの単なるバラマキではプラスの流れは作れない
どうせ借金をして資金を作らなければならない以上
今ここで、財政出動することが是であると判断するならば
一度、開き直って、どこまでの財政出動に円の信用が耐えられるのかやってみても良いだろうと思う

思い切って収支バランスが崩れたとしても
プラススパイラルの流れを起こさせる手を加え
マイナススパイラルを起こしているモノを止めるように努力することだ
何が経済にプラスで、何がマイナスにつながっているのか
その収支を深く考える事だ

マイナスを減らし、プラスを増やすという判断
その中でトップに上がるのが
経済にブレーキをかけてマイナス効果のある「消費税」だ

財源の問題は、常に付きまとうけれど
その税収を補うためにどれだけの借金が必要なのか知らないけれど
たとえ、どれだけの金額が必要になったとしても
消費を抑え、景気を抑え込ます「消費税」は無くすべきだ

本当は、政府の仕事、すべてを検証する必要があり
経済成長に貢献しないと思われる支出
国民の資質向上に貢献しないようなバラマキはやめるべき

消費税を廃止しても景気のブレーキ現象が止まらず
税収不足で、政府の仕事が出来なくなるのであればそこで考えるべきだろう
国民の成長、経済の成長に貢献しない仕事を
優先順位をつけながらやめるしかない

今までのバラマキを止めるとなると、国民の支持は得られないだろうが
それでも、わがままを言うような国民ならば滅びても仕方がない

ただ、どれだけ財政赤字を増やしたとしても
日本という国が成長し、神々が願われているような理想の国家に近づいていくならば、どれだけ財政赤字が増えても恐れることは無いと思う

神さまから観て、何とか応援したくなる気持ちを保持していただけるなら
おそらく、法則的に観ても日本という国が財政破綻することは無いと思う

そう考えてみると、やはり、信仰心が不可欠
正しき心の探求することなく
政治経済を無事に運営することは出来ないと思う

天意に叶うなら、とことん、借金を増やせばいいと思う
その仕事の価値を支える信用を神様からいただけるなら
何も恐れることは無い

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