陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-09-28

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大きな政府  小さな政府

三橋貴明氏など
大きな政府であるべきだとする意見が有る
何が大きければ良いと言われるのか

民間がお金を使わずデフレを修正できないなら
政府がお金を使い景気刺激しなければならないとしての
公務員を増やして行政サービスを充実させたり
国土強靭化の為に財政出動させるべきとの意見だと思う

確かに、経済成長の為に資金を投入すべきだと思うが
はたして、政府機関を肥大化させる必要があるのか
疑問だ

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私は、図にしなければ理解できないのでこのような図を描いたが
これをよく見ると、必ずしも大きな政府が必要なわけではない

経済の基本は、以前にも書いたが
http://furakutaru.com/index.php?FrontPage%2F2019-09-15
経済の基本は、次の4つの循環です
仕事 → 商品やサービス → 代金 → 給与
→ 仕事 → 商品やサービス → 代金 → 給与

そして、この循環を後押しするエネルギーが
消費マインド と 投資マインド 

そして、この循環の中心に在るのが「愛」です
図の中のクロスした部分に有り
遙か上空に有る小さな星のマークの部分

この循環は表面的には、利潤を追求しているだけのように見えますが
同時に、その背景には「与える愛」が無ければこのピラミッドは大きくなっていきません
単なる消費意欲や投資意欲だけでは地獄的な社会を創りかねません
一時期景気が拡大したように見えても脆弱なモノです
旧約聖書にあるバベルの塔のようになります

それは、神が願っているものでなく反対のモノです

「神の見えざる手」という言葉が経済学の中に有るようですが

より多くの国民の心を循環することで
その心の中に有る潜在意識の神仏と同じ心が働いてくれます
これが、民主主義が大切であるポイントです
もちろん、そのためには信仰心が不可欠です

中国や北朝鮮のように独裁体制の中ではムリです
独裁政権でその指導者が神仏の心を心として行動してくれれば良いけれど
権力を持ってしまうと腐敗しやすいのも人間です

政治家や官僚、公務員の力が大きくなり過ぎると腐敗しやすくなるでしょう
それらの人は優秀な人達なのでしょうが
素晴らしいかどうかは別問題です

可能な限り行政組織は簡略にして
責任の所在をハッキリさせておく必要が有ります
行政組織の肥大化は、責任転嫁を含めて堕落しかねません
出来るだけ民間で出来る仕事は民間に任せるようにしなければ
非効率な仕事を良しとするような風潮が広がっていくでしょう

典型的な例が、公的年金制度です
本来、民間でやれるような積立式の年金制度が
いつの間にかネズミ講のような賦課方式となり
いつの間にか税金を投入しなければ存続できないようなモノになってしまいました

国民が積み立てたモノを政府、官僚組織が使い込んだせいでしょう
その使い込みが発覚しないように
頭の良い人達は国民をうまく言いくるめて
その悪事が発覚しないように更なる増税まで言っています

政府組織がするべき仕事は、より小さくて良いのです
民間で出来かねる仕事だけで良いのです

税収をどのように使えば景気刺激になり
どのような制度を導入すればセーフティーネットを充実できるのか
それらがどのように経済を成長させる為に働けるのか
もちろん工夫は必要です

経済規模さえ大きくなっていけば
そして、素晴らしい社会が構築されていくなら
どれほど財政出動でお金を使おうが問題有りません

お金は信用を背景にした道具です
神からの信用を失わない限り大丈夫です

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