FrontPage/2018-10-11
与える流れと 与えられる流れ
陰陽の法則、因果の法則を理解していただくために
少し5W2Hというくくりから離れる感じがしますが
次のように見ていただければ分かり易いでしょう
陰の流れ と 陽の流れ
原因となる流れ と 結果となる流れ
この二つの循環で成り立っている
例として、商売のことを考えて見ると
なぜ、商売をするのかと言えば
その対価、収入を得ようとするためと言ったほうが分かり易いでしょう
結果(陽)の流れが表面にはあります
商売をして ・・・→ 対価を得る
そのためには、原因(陰)の流れが不可欠です
商売をするための仕入れ・準備 ・・・→ 対価を払う
どのようなこともこの流れを無視しては成り立ちません
陶芸でも一緒です
結果の流れが
器を販売して ・・・→ 対価、収入を得る
そのために
器を作るための ・・・→ 対価、支払いをする
政府がする借金でも同じです
国債を発行して ・・・→ 借金、対価を得る
そのためには
国債を償還して ・・・→ 借金、対価を払う
これは金融に関することですが、この政府の借金は何かの為になされますので
ここでも陰と陽の関係が成り立ちます
政府は、
行政サービスを通して ・・・→ 税金、対価を得る
そのためには
公共事業、行政サービスをするための ・・・→ 対価を払う
世間にはいろんな課題が有りますが
大きくくくれば、商品やサービスを産み出す側と
その提供を受ける側とで成り立ちます
供給の流れ
仕事をして ・・・→ 対価としての給与が与えられる
仕事のために ・・・→ 対価としての投資がある
消費の流れ
商品が提供され ・・・→ 生活に潤いが与えられ
商品やサービスを得るために ・・・→ 代金が支払われる
この二つの流れを総合して「経済」を考え5W2Hの流れに合わせていくと次のようになります
仕事によって 商品やサービスが産み出され
(何を) (なぜ・愛)
その代金から 給与、所得が生まれる
(どのようにして) (どうしたいのか)
どうしても、この3次元、此岸においては結果の流れが表面に来ますが
4次元以降の世界、彼岸においては原因の流れが重要なようです
この対価を得る、収入を得るという事が誘因となって
霊的世界での目的が達成されるような感じがします
対価を得るためには、対価を払う必要があるという事を考えると
その対価の中に込められている愛の質が問題になるようです
「愛は、与えた人のモノになる」という教えが有りますが
これは陰陽の法則そのものであるのでしょう
眼には見えないけれど、その見えないものが大切であるということのようです
そのためには、魂の向上という事が不可欠なのでしょう
「布施」の本質も、おそらくそこに在る
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