陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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与える流れと 与えられる流れ

陰陽の法則、因果の法則を理解していただくために
少し5W2Hというくくりから離れる感じがしますが
次のように見ていただければ分かり易いでしょう

陰の流れ と 陽の流れ
原因となる流れ と 結果となる流れ
この二つの循環で成り立っている


例として、商売のことを考えて見ると

なぜ、商売をするのかと言えば
その対価、収入を得ようとするためと言ったほうが分かり易いでしょう

結果(陽)の流れが表面にはあります
    商売をして   ・・・→  対価を得る
そのためには、原因(陰)の流れが不可欠です
    商売をするための仕入れ・準備 ・・・→  対価を払う
      
どのようなこともこの流れを無視しては成り立ちません

陶芸でも一緒です
結果の流れが
    器を販売して ・・・→ 対価、収入を得る
そのために
    器を作るための  ・・・→ 対価、支払いをする

政府がする借金でも同じです
    国債を発行して ・・・→ 借金、対価を得る
そのためには
    国債を償還して ・・・→ 借金、対価を払う

これは金融に関することですが、この政府の借金は何かの為になされますので
ここでも陰と陽の関係が成り立ちます

政府は、
    行政サービスを通して ・・・→ 税金、対価を得る
そのためには
    公共事業、行政サービスをするための ・・・→ 対価を払う

画像の説明

世間にはいろんな課題が有りますが
大きくくくれば、商品やサービスを産み出す側と
その提供を受ける側とで成り立ちます

供給の流れ
    仕事をして ・・・→ 対価としての給与が与えられる
    仕事のために ・・・→ 対価としての投資がある
消費の流れ
    商品が提供され ・・・→ 生活に潤いが与えられ
    商品やサービスを得るために ・・・→ 代金が支払われる

この二つの流れを総合して「経済」を考え5W2Hの流れに合わせていくと次のようになります

    仕事によって      商品やサービスが産み出され
     (何を)          (なぜ・愛)
    その代金から      給与、所得が生まれる
   (どのようにして)     (どうしたいのか)

どうしても、この3次元、此岸においては結果の流れが表面に来ますが
4次元以降の世界、彼岸においては原因の流れが重要なようです
この対価を得る、収入を得るという事が誘因となって
霊的世界での目的が達成されるような感じがします

対価を得るためには、対価を払う必要があるという事を考えると
その対価の中に込められている愛の質が問題になるようです
「愛は、与えた人のモノになる」という教えが有りますが
これは陰陽の法則そのものであるのでしょう
眼には見えないけれど、その見えないものが大切であるということのようです
そのためには、魂の向上という事が不可欠なのでしょう
「布施」の本質も、おそらくそこに在る



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