陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-01-25

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「結果主義」とは何か

結果主義とは、左脳的なモノを重視する姿勢のことを言います
陰陽で言うなら、陽の部分
眼に見えやすい部分ばかりを見る傾向性です

そもそも、左脳的、右脳的な要素とは何かというと
右脳は感覚的・ひらめき・直感・芸術性・創造性・空間的など
左脳は理論的・分析力・科学的思考・語学認識力・計算力など
と言われていますが

フラクタルの森で5W2Hと関連させて見ると次のようになります


結局は、陰の部分、右脳的な部分は、
目に見えにくく分かりにくいという面が有ります
画像の説明

リンゴの木で表現していますが
結果主義とは、地上の眼に見えている部分を重視する考え方です
見えている下には、隠れているけれど
根っこがあり根っこの周りには微生物たちが居て色んな協力をしてくれていることで生命を維持しています
そして、そもそも、なぜ、そのような生命が存在しているのか
その生かされている大地自体が何であるのか
そのようなベースが何故与えられているのか
深く考えるとキリがありません

分かり易く、評価の対象となりやすいのが目に見えている部分です
もちろんここが大切なのはもちろんですが
それを支えている部分が同じく重要なのは言うまでもありません

ただ、現代社会では、道徳とか宗教がないがしろにされる傾向があり
表面的な学力、知識、ディベート術などが重要視されています

官僚などキャリアの中でも優秀な人たちが財務官僚になるようですが
左脳的に優秀なだけで右脳的な所が全くダメな人たちが一部にはいるようです
ようするに、深く考えることが出来ないけれど
目先の結果を出すことには優れているような人が中心に居るようなのです

消費税の増税など、結果主義の良い例です
出国税とかいう新しい税金も出来ました

何が何でも税収を上げたいという事でしょうが
結果にこだわればこだわる程、出そうと思う成果は出ないことの方が多いのです

原点に返り、果実が実るためには何が必要なのかを
深く深く考えることが出来なくなっている人たちが
官僚や政治家、御用学者たちの中にいっぱいいるようです

また、そのような判断に追従するような
暗示にかかりやすい、記憶力の良い人たちが多いという事でもあるでしょう

愚直に、なぜだろうなぜかしらと深く考えようとする人たちが少なくなっているのかもしれません



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