陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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経済の4つの柱

フラクタルの森の4つの空間を経済というテーマで埋めると図のようになります

経済の関心事、人々が求めている所は「給与」   
給与は「仕事」から生まれます
その仕事と給与が何によってつながるのか、その過程を見れば明確に4つの柱がある
「仕事(なに)」が「商品やサービス(なぜ)」を生み出し
それから)「代金(どのようにして)」が生まれ、そこから「給与(どうしたい)」が生まれます
それが人々の生活を支え、仕事を支え
国民生活を豊かに潤しつつ他国の経済を引っ張っていくことも出来ます
地球全体でプラススパイラルの流れを作っていくことが可能です

画像の説明

比喩として山の形に入れて描いていますが
経済を良くしようと思うなら
この4つの柱の循環のスピードと質を上げること
この山の高さをバランスよく高くしていくこと。

そのためには何が必要か図を見ながら考えると分かり易いでしょう。

基本は、企業や個人が努力し工夫して生産性を上げることですが
もちろんそれには限界も有り、国家レベルでインフラの整備や個人や企業をサポートできる体制も必要になってきます
政府の仕事には、外交や国防と言った重要課題も有りますが
それらのために多くの資金を税金として集める必要も出てきます
その税金の集め方使い方でブレーキをかけたりアクセルを踏んだりすることが出来るのです。
どこにブレーキをかけ、どこにアクセルを踏み、
どうハンドルを切るかで向かう先が決まってきます

私は、図にしたりビジュアル化しなければ理解できないところがあり
この図も経済を理解するために私が作ったものですが
人体に例えたり、日本列島を一つの人体として考えることも可能です

人、物、金、情報の経営資源が日本列島という人体の中をうまく流れしっかり活用されるようにするためにはどうすれば良いのかということです
新幹線や高速道路が整備されている所では人や物の循環するスピードが早くなります
それが2倍になったとすれば、そこに関するGDPも2倍になります

税収を上げたければ、消費税増税などでお金の流れにブレーキをかけずにGDPを増やす努力をするべきだったのです
消費にブレーキをかけてお金の流れを悪くするのではなく、消費を増やすような政策を打てば良かったのです

たとえば、「国内」で国民一人あたり年間10万円余分に消費してもらえるなら消費税は増税しませんというようなキャンペーンでも打ってお金の流れを良くしておれば消費増税分は軽くまかなえていたでしょう
その消費にアクセルを踏む循環は、仕事を増やし代金を増やし、税収を増やし、個人所得をも増やしていきます
経済は確実に活性化していきます
これは、幸福の科学の大川隆法総裁から戴いた智恵ですが
これにデメリットが有るとするならば、仕事が忙しくなるくらいです

政府がやるべき仕事の「経済対策」「景気対策」は、人体でいうなら血管の所で
そして、「福祉対策」はリンパ管にあたるでしょう
リンパ管の中をリンパ液が流れ体内の老廃物などを循環させ処理するためには筋肉がしっかり動いてくれなくてはなりません。

リンパ管では血管のように心臓が直接力をくれず、筋肉が動き逆流防止弁がついていることでゆっくりと循環していきます。

社会でも経済活動がしっかりしていれば福祉を支えることが出来ますが
経済が低調だと、人々の生活を支えることもできにくくなるし、生活を豊かに潤いを与えていくようなサービスも商品も少なくなってくるでしょう。
外国から安い商品を輸入するからといってもグローバル化で国内の仕事が減ったなら国民の給与は減り、次第にこの「山」は小さくなっていきます

そもそも、「税金」は、
所得税や法人税にしろ、この「代金」の所から生まれてきますので
結局「GDP」が税収の原資であることが分かります

結局、「代金」の総合計を増やす事
それに努力することなく取れるところから税金を集めようとするのは問題です
相続税にしても贈与税にしても
国民が「代金」から税金を納め、残った中で蓄えてきたものを、そこにあるからといって奪おうとするのは、まるで、泥棒のようなものです。

そんなことをごまかすかのように
選挙の時の票欲しさもあって福祉政策などでバラマキをします。
公的年金も今の方式は、考えてみれば国家の運営する「ネズミ講」です
甘い罠で若年層から吸い上げ高齢者に分配します
投票率は高齢者の方が多いので必然的にバラマキをしてくれる政府に票を入れます
国民も単純ですから、貰えるものはうれしがってもらおうとしてさらに悪循環が起こってしまいます。

福祉政策などで直接お金を国民に渡すことはバラマキであり
例えていうならば、地上から集めた「水」を人の多く住む平野部の田んぼばかりに降らすようなものです
自然界でも、雨は山間部で降って森林を育て、田畑を潤し次第に下流に流れていくのに
下流域にばかりに降らせているとあっという間に海に流れ出し簡単に水不足を起こしてしまうでしょう
飢饉が起きてしまいます

今、政府組織は肥大化をしてこの4つの柱の流れから多くのモノを必要としています
集めた資金でこの循環にさらにブレーキをかけようとしているように見えます

大きな政府でも適切な手を打ってくれるのなら良いのですが
往々にしてそれぞれの既得権益にしがみつき、それぞれの省庁の利益にとらわれアクセルとは逆の事ばかりしているようです。

その証拠に、他の先進国は、2~3倍になっているようですが、日本は25年もGDPは伸びていない。
普通、政府が何もしなくても生産性は向上しGDPは勝手に増えて行くはずです。
良かれと思ってやっているのでしょうが、アクセルでなくブレーキをかけて経済成長しないように努力しているように見えます

小さな政府にするべきです
思い切った減税が必要です
相続税や贈与税などの2重取りなどやめて、民間でお金の流れを良くしてもらう必要が有ります
国民の力でこの4つの循環を良くしてもらえばいいのです。
左脳ばかり優秀な官僚や政治家たちに任せないほうが絶対に国民の力でプラススパイラルに持っていくことが出来ると確信します。

左脳的な経済評論家たちももっと深く考えるべきです
表面的な数字ばかり追っているから根本のところを見過ごしたり、見誤ったりするのです

画像の説明

右脳的な所を押さえてください。
右脳的な所とは、キーワードは「なぜ」です
「なぜ」と「どのようにして」とを混同しているのです
何度もなぜを繰り返して考えるとそこの本質が見えてきます
「なぜ」に入るものは、「愛」(与える愛)に関係するものです
「思い」であり「動機」であり「設計図」です
「お役に立ちたい」という内容のものが入っていないと
決してプラススパイラルは起こらないのです
経済でも政治でも、人生でも同じです

この「なぜ」の所を思考停止させることで
企業の目的が「利潤追求」などと思われているのです
正しく4つの柱を埋めるなら、
企業の目的は「社会貢献」であり、お役に立ったという結果を確認する為に「利潤」という目標が有り、その貢献をさらに拡大再生産するためにも「利潤追求」ということが必要なのです

そして、悟性の中心の「世界観、宗教観」の議論に入らなければなりません
なぜかというと
この前提部分が間違っていると、後のことが全て狂ってくるからです。
排尿もトイレでするなら良いけれど
よその家の居間などですると犯罪になります

死ねば全てが終わりで、神仏なるものも無いという世界観
死後の世界は有り、神仏もおられるという世界観とでは大きな違いになります

この世界観(宗教観)を見誤ると、どれだけ愚かで恥ずかしいことをやってるか気が付かずに生きていくことになるのです

前者では、今、ここに生きている、自分が大切であり結果が出せないものなど不必要になります。
障害者なども安楽死させてあげたほうが良いようなことをいう人も出てきます
当然、自殺もありです。

しかし、後者では、今、ここに生きている、自分を超えて
考える必要が出てきます。

有るか無いか、真実はどちらかです



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