陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2023-07-27

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経済のこと

様々な経済対策がとられていて
給与を強制的にアップさせようとしたり
産業振興策などに多くの予算が使われている

しかし、どれも効果を発揮する気配が無い


経済とは、何だろうかと考えるならシンプルに見るべきだと思う

経済とは、結局、人間とは何かと言う課題と無関係ではない
これは、人間とはなにかという悟りの視点から見ない限り見えることは無い

人間を動物たちと同じように見てしまう見方もある
弱肉強食の世界で、力の強い者、頭の良い者が勝者となる見方もある
この頭の良さをどのように解釈して使いこなすことが出来るかどうか

頭の良し悪しには、もう一つの価値基準が働く
頭の使い方にも良い子、悪い子、普通の子がある
要するに良い使い方と悪い使い方がある
今だけ、ここだけ、自分だけ、お金(結果)だけで使う場合
小さく狭い世界観で自己中で結果至上主義になっている場合と
真理を理解して大きく広い世界観で、全てを複眼で見て使う場合とだ
この善悪の判断が狂っていることが、日本をはじめ世界中の経済が低迷している原因だろう

それに加え、経済と関係なさそうに見えても「愛」の問題がある
真理とかけ離れた「奪う愛」と
人間の本能として持っている「与える愛」がある
自分自身を「お役に立てたい」という本能が魂の中にはある
この本能は、人間の生き物としての生存欲求が奪う愛のような状況にあってもそれを凌駕する
「お役立ち」という本能が発揮されない限り、本当のしみじみとした幸福感は望めないし、その結果としてもたらされる果実である評価も、それに伴ってもたらされる利益も拡大再生産され、もたらされることは無い

ビッグモーターのことがニュースを賑わせているが、「今だけここだけ自分だけお金だけ」で仕事をしていた一部の者のおかげで全体がおかしくなっている
もちろん、これは一会社のことだけではない
国家レベルでも行われている事である

簡単に書こうとしていたのに、ついつい細かい話になったけれど
簡単に言うならば、次の図を国家の経済全体の図として見た時に、その仕事が「奪う愛」になり、その仕事が「価値」あるように見えて無価値のものが増えてしまっていることに在る
「無価値」どころではない、この会社のように「マイナス価値」を生み出し、会社存亡の危機に瀕するまでになっている

この原因は、犯罪行為に手を貸した者だけの責任ではない
会社社長だけの問題でもない
政府のトップ達がやっている仕事に見習っている部分も有るかもしれない
全国民が「奪う愛」のマインドで政府のバラマキを受け取り、この奪う愛の仕事が少しずつ入り込み経済の力を弱めている

この程度は許されるだろうと思っている仕事が積み重なって、正しさの基準が少しずつ自己中の正しさに代わり、やがて犯罪行といったレベルまで行ってしまう
国民の多くが奪う愛で仕事をし、生活をしている以上
この循環で経済が成長するわけが無い
結果的にマイナス価値を生み出すような仕事を増やし
やればやるほど悪くする

この「与える愛」の教えや愛の発展段階説の教え、エルカンターレの「愛」の教えに学ばなければ、どんどん世界経済は悪くなり、戦争という「奪う愛」の極致に至るだろう

アメリカが頭の良い人材を使いロシアを悪者にし、ロシアを戦争に引き込んだのも、75年前、日本を開戦に踏み切らせ卑怯者に仕立て上げて日本を滅ぼし、日本の富を今でも奪い続けている

焼夷弾での虐殺、原爆での虐殺実験、すべて人種差別の思いも有ったのだろうが、頭の良さを悪い使い方(奪う愛)に振り向けて、恐慌後低迷していたアメリカ経済を立て直した
全て、アメリカの民主党政権時に行われている
この悪行は、今もウクライナ紛争で行われている
この悪循環は、今度は核戦争を引き起こすレベルまでになっているようだ

価値

経済フラクタル 玄明 陰陽学 



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