FrontPage/2023-07-20
与える愛の仕事
昔、二十代のころ「仕事」とは何だろうと思い考えたことがある
キッカケは何だったか忘れたけれど
何故、人は自分が必要としているモノを必要以上に生産するのか
頭の中が整理できなくて考えたように思う
今でも覚えているが、友人の農家を見に行ったことがある
広い田んぼに稲が沢山育っている
そして、乾燥させたりする小屋も有った
当然、1家族で食べられない量だ
当たり前のことだが、自家消費以上のものは販売され、お金に代わり
そのお金で、ガソリンや電気代やお肉や野菜に交換される
稲穂を見ながらイメージしてハッキリと見えたのだ
要するに、それぞれの得意分野を活かし働いて自家消費以上のものを作り
それを交換して、それぞれの役に立ててもらい、生活を支え、潤いを与えることをしている
仕事とは、金儲けの為にやっているように思っていたが
そうではない面があることを知り自覚したことは、大きな発見だったと思う
なんてことの無い理屈だったけれど
今、幸福の科学で「愛」について学んでいることと深く関連する
愛には与える愛と奪う愛があるということ
何にでも良い子、悪い子、普通の子が有るということ
仕事にも同じことがある
儲けようとする仕事が原則悪いわけではないが
その欲が強りと、強くなりすぎると悪い仕事も容認するようになる
要するに犯罪行為にまで手を伸ばすことになる
良い仕事となると、自分の創っている余分なモノをより多くの人に分け与え、喜んでほしいという与える愛に満ちたものになる
この気持ちが有れば、不都合なモノを人に届けることはできない
効率良く生産量を上げる工夫も、品質を上げて行こうとする仕事も
与える愛と奪う愛のどちらの気持ちでやっているかで大きく違ってくるだろう
やっていることは同じに見えて、そこに入っている波動には違いがある
奪う愛が一日の時間の多くを占めるとなると、面倒な仕事はパスすることになるだろう
簡単に価値あるものを手に入れる方法は、知恵を活かして奪うことになりかねない
その手段には、非合法なモノからあいまいなモノから様々有るけれど
そんな奪う愛の気持ちで仕事をする人が増えるとなるとどうなるか
当然、犯罪も増えるだろうが、頭のいい人たちは巧妙だろう
合法的に奪う愛の仕事を高給を得ながら実施する
要するに、社会が狂ってきている原因は
奪う愛の思いで仕事をしている人が増えすぎているということだ
表面を整え、人々を洗脳する
そこで洗脳される人もまた、同類の波長をもっている
その悪循環が止まらない限り経済は破綻し、さらに、戦争という奪う愛の極致にまで至る
世界の経済が破綻しかけている
その破綻の後に来るものは、戦争だ
そもそも、ウクライナ紛争の原因は、西側諸国の中の欲深い金持ちたちが金儲けできない状況が来たために起こしていることだ
まず、軍産複合体と言われる人たち
もちろん大統領も政治家も官僚も居る
軍需産業とコンサル会社などを通して利益を分かち合う
戦争では高価な武器弾薬がふんだんに消費される
その原資は国民の税金からだけれど、勝ち戦では問題にならないだろう
経済効果は、もちろん限定的な一部の人にとってでは有るが、多大なモノがある
先の大戦でも、アメリカのルーズベルト大統領は、大恐慌以後の経済低迷から逃れるために、ニューディール政策など行ったが、政府の強制的な財政出動では効果が無く、結局は、日本から奇襲攻撃されたように演出しアメリカ国民を戦争にかきたてることで景気浮揚策を実践したのだ
戦争は、勝てばその効果は大きいけれど、負けた側の犠牲を下敷きにする
今、アメリカ、イギリス、おそらく西側だけではないかもしれないが、世界の金融資本家達はロシアのエネルギー、資源の利権を奪うためにウクライナを犠牲にしてプーチンを追い落とし、プーチン以前の状態に戻したいと思っているのだろう
ロシアの地下資源は膨大で、その地を支配すれば、世界を牛耳れるということらしい
欲深い、奪う愛の実践者たちが、暗黙の了解のもとに協力し合っている
武器商人、大手メディア、政治家、世界統一政府を夢見る狂った夢想家たち
金の力に物言わせて世論を誘導しようとする
そそこには、創造主の願い、神の愛など無い
自分を自分たちを神として世界に君臨したいと画策しているのだろう
日々の生活に一杯いっぱいの人間にとって理解できないけれど
ちょっとしたさじの使い方で周囲を自由にできる人たちにとっては重要なことかもしれない
しかし、神を恐れぬ所業は、必ず報いを受けるだろう
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