陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2023-05-01

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中身の無い政党政治から中身の有るものへ

色んなところで今の政党政治が機能していないという意見が聞こえてくる
おそらくその理由は、いろんな考え方が入り混じりすぎているためだろう
単なる利害で離合集散しているためだろう

政党は、政策の違いで分かれているとも言えるのだろうが
その政策の論議が、それぞれの利害を基に判断されているからなのだろうか
立場により善悪の価値観は変わるけれど
選ぶ側の価値観にも問題がある
有名だとか知っているとかのレベルで選んでしまう


良い政治家や政党を選ぶのにどうするべきかを考えると
論理的に考える必要がある

政治家自身が、どのような政治をやってくれるのか
どのような経済社会を造ってくれるのか
表面的な政策だけでは見えにくく
どれだけきれいごとで政策を言っていても紆余曲折はある

そうであるなら、もっと政治家本人の根源的な価値観を知っておれば、裏切られる可能性は低い
政党の持っている思想宗教を知っておれば、間違うことも少なくなる
どのような価値観を持っているのか明確にしてもらうべきだろう

要するに、「真善美」という価値観だ
なにを真偽の真なるモノとみて
なにを善悪の善と見て
なにを美醜の美と見るか

スライド3

一番重要なのが真偽の判断だ
最初の真偽の判断が後のものに大きく影響する
最低、どのような世界観を持っており
誰のどのような価値観を真なるモノとみて、その主体の善悪の判断に従い
どのような美しい社会を造ろうとしているのか知らしめる責任がある
ようするに信仰心の有無
政党も政治家本人も、その思想宗教を公表せよということだ

無宗教も思想の一種なので、この表明も大切だ
共産党もこの中に入る
ほとんどの政治家たち、政党の思想は無宗教にあたるだろう

幸福実現党は、幸福の科学という宗教の世界観
どのような宗教かというというと一言で説明する
「この世界は、修行の場としてあり、魂は転生輪廻しながら、心の修行をしているので、必ず心の教えが伴う」
基本、仏教が下敷きとして有り、キリスト教などの世界宗教の教えも含んでいる

公明党は、創価学会という宗教の世界観
どのような宗教かというと、本来、日蓮宗という仏教の宗徒組織だったのが、日蓮宗に破門されて独立した組織
日蓮の教えが基本には有るが、僧侶でも多くがあの世の存在を信じていないように
次第にあの世や転生輪廻の教えは希薄になって行く
本来、仏教が基本なので心の教えが背景に有るが
「南無妙法蓮華経」とお題目を上げることで御利益が有るというような教えに簡便化してしまう
結局、御利益を求めて動く政治団体化していく
その組織力はすさまじく、利益を求めて政治力を高めることができた

多くの人の陥りやすい穴は、この「心の教え」(陰)が次第に希薄になり
自分が得られる結果ばかりを見て「御利益信仰」(陽)になってしまう事だ
その宗教に入っておれば、幸福になり
高額なお布施をすれば、幸福になれると思い込む
陰陽の見えやす陽の部分ばかりを見るようになる
この流れは、新しい宗教である幸福の科学にしても宿命として有る
心の中は明確に見えないからだ

このように、仏教的に似ていても、その中身には差があるので、もっと明確にする必要が有る(キリスト教にも転生輪教えるような箇所がある)
次の図の左右どのレベルの思想を背景にして考えているかということ

死後の世界

政党に限らず親中派と言われる政治家たちは左側だということになる
ただ、親中という言葉も問題だ
私自身も、キリストの記憶はハッキリあり、中国での生はボンヤリしているけれど、潜在意識の奥には中国での経験もある
中国が嫌いなわけではない
親中派と言われる人達は、結局、中国から得られる御利益を中心に見ているためだと思われる

この図の左側に寄ると、結局は、中国共産党と同じような世界に近づくことになる
幸福実現党は、新たな宗教で教祖から直接教えられているので、全員が右端の考え方だ

論理的に考えるなら、どのような思想が、どのような政治経済を運営することになるのか明白になる
無宗教だと論理的に考えてみて、どうしても弱肉強食の動物のような社会が出来てくることになる

なぜなら、あの世が有れば神(創造主)の存在も有り、神の視点から善悪を見ようとするなら、それもハッキリとしてくるからだ
神の視点が無ければ、自分たちのそれぞれの正しさが善であり、それに反する勢力は悪であり、争いは絶えないことになる
智慧を活かし、策略を巡らせ、強い方が弱い方を支配する
悪が支配し、醜い世界が展開することになる
今、このような世界となり、更にそれを強めようとするダボス会議のようなものまである

今、多くの人に聞いて、左を指さす人が多いということは
その延長線上に世界は向かっていることになる

真なる世界観が、正しい善悪を選び、美しい社会を生み出すのだ

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