陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2023-02-19

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インフレとデフレ

フラクタルの森のピラミッド

インフレとデフレは次のような見方が出来るようだ
左脳的な部分(陽)が需要と関わり
右脳的な部分(陰)が供給と関わる
この強弱でインフレ、デフレは起きる


左脳的な部分(陽)代金・所得の方が相対的に大きくなるとインフレ
右脳的な部分(陰)仕事・生産の方が大きくなるとデフレ

インフレは、国民にお金が有って将来の展望が明るければ、消費は簡単に増える
おそらく国民性の違いだろうけれど
アメリカのインフレは、バイデン政権の極端なバラマキで使えるお金が増えたこと
無理して働かなくてもお金を貰えるということで労働人口が不足した事
この二つの力がインフレを加速させたのだろう
もちろん、ロシアへの経済制裁などでエネルギーや資源の供給が渋滞している事も大きい
日本は、慎重な人が多いせいか貯蓄に走るせいでインフレ圧力は弱いようだ

デフレ状態とは、
仕事が活発で生産量が増えて供給がしっかりしているのに
生産物が流通しないで代金としてお金にならず所得として国民に行き渡ることが無ければ、その価値は生まれないことになり悪循環が起きる
製造と流通の問題であり、生産物が有るのにそれが現金化されない原因は何かと言えば、この循環の途中で中抜きされる金額が多いことだ
税金がこの循環を邪魔していることは明白だ

普通の税金だけでもこの循環から引き上げられる資金は多いのに
更に消費税だ
強制的に価格を10%も上乗せさせられている
この消費税は、考えると巷で言われる「みかじめ料」だ
やくざな勢力に吸い上げられる「みかじめ料」とどう違うというのだろう
一般事業者はこのみかじめ料を払うために消費者から集めるしかない
というか、消費税と銘打たれているおかげで公然と価格に上乗せは出来る
そのせいもあるだろうが、お客ははっきりと計算できるのだ
10%の値上げは、消費にそれだけのブレーキがかかることになる

その上に右脳的な「仕事と生産」の所で、事業者間で何重にも消費税がかかることになり生産自体も抑え込まれる圧力になりかねない
それでも生産しないことには自滅することになるために頑張るしかない
頑張れない事業者は落ちて行くしかない

結局、この経済の循環から政府が取り上げる(奪う)お金が多すぎるのだ
そのお金がどんなことに使われているのか考える必要が有る
国民の為と言いながら、社会保障と税の一体改革と言いながら、お為ごかしでやっている

その上、国債発行で借金までして、通貨量を増やし円の信用を危ういものにしつつある
これだけ借金をして仕事をすれば、GDPが増やせない方がおかしい
家庭でも企業でも借金して仕事をすれば経済規模は大きくなるはずなのに
そうならない方向にお金をつぎ込んでいることになる
マイナススパイラルを起こすような仕事ばかりをしているのに、
それで高給を得ている
民間企業なら借金だけ増やしている担当者はクビだ

国民も愚かとしか言いようがない
目先のお金とかにごまかされ政府の言いなりになっている

このピラミッドで経済を立体的に見ることが出来るなら
どれほど愚かな国になっているのか理解できるだろう



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