陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2023-02-18

Top / FrontPage / 2023-02-18

風評の恐ろしさ

株も債権も、結局は信用というか
人々の思い込みでその価値は決まっているようだ


人の思い込みで言えば、昔のオランダなどでのチューリップの球根価格だ
ダイアモンドみたいな値段がしていたという
私の備前焼もそのぐらいバブってくれればありがたい
効果的なのはテレビなどのメディアで扱ってくれることだろう
テレビ番組であるお店が映し出されるとそのお店の来客数は大きく増えるらしい
大手メディアの影響力はすさまじさを感じてしまう

逆のことではあるが、ニュースを見ていて風評被害を問題にする報道をしながら
風評被害を煽っている場合がある
福島原発の処理水の廃棄問題でも、科学的に安全レベルは確保されていると言いながら
漁民の側に立って風評被害を心配してあげているようで
結局は、風評被害をいつまでも引っ張ろうとしている
安全であるのなら、そんな心配をしてあげなくて放っておけばいいだけなのに
結局はお為ごかしに走り、自分を良い位置に置いておこうといういやらしさがある

学んだことだが、商売でも、「お客様のために」という中に自己保身の気持ちが働き、お客様のお役に立っていないことが多い
ではなく「お客様の立場に立って」考えるべきなのだ

処理水の問題でも同じことが言える
漁業従事者のために風評被害を何とかしてあげなければいけないと言いながらその風評を積極的に広げようとする

経済の問題でも同じだろう
お金の信用の問題だ
今、世界的にお金がダブついている
結局、その価値に対する信用はぐらついている面があるのだろう
投資家とか投機筋の思惑は理解できないけれど
処理水問題と同じように、心配な面は世界の通貨の信用不安はある
処理水は科学的に安全だと言われているが
世界の通貨の信用は、科学的に見ても安全ではない面が出て来ている
MMT論者が出て来ているように、もっと大きな政府でもっと財政出動するべきだという輩が出ている以上、お金の信用(価値)が落ちて行く方向に有るのは現実のことだ

確かに、皆が今発行されている紙幣に価値が有ると思い込んでいる以上大丈夫だろう
国債や株価、債券も一定レベルを維持しているけれど
何らかのきっかけで信用不安が広がるなら
堤防がアリの一穴で崩壊に至るような要素は秘めている

一体何が起こりそのようになるのかわからないけれど
アメリカ、NATOの世界大戦を起こしそうな雰囲気とか
ジャブジャブになっているお金とか
世界中の人々の民度の低下とか
要するに神仏への信仰とは反対の自己中心主義の蔓延とか
悪い材料はたくさんある
昔、恐慌に至った経緯は銀行に資金が無いということで取り付け騒ぎになり、それがきっかけとなったようだが
そのどれかが、アリの一穴となる可能性はある

世界恐慌を危惧する意見は、様々に出ている
しかし、対策は確実にある

要するに、信用に資するような材料を増やしていくことが大事だということ
結局は、図のど真ん中の「正しさ」に集約する流れがあるようなら
どんなに悪魔が地球を滅ぼそうと思って暗躍していても不可能だ

画像の説明

くどいようだが、神仏をイメージできないなら
最高のジジババをイメージすれば良い
自分の身内も、他者の身内も我が子や我が孫のように思うことのできる
最高のジジババから見て判断すれば最良の判断が出来るはずだ
自我を離れ、無我の境地で、白紙の上で裁定することが出来るなら
そして、勇気をもって行動できるなら
修正して正しい道を歩むことが出来るだろう



コメント


認証コード(1296)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼