FrontPage/2023-02-10
右脳的な頭の悪さはどこに現れるか？
左脳（知性理性）的な頭の良さは、とても分かり易い
テストの成績にも表れるしディベートなどでもその力を発揮する
機転も利くし要領も良い
しかし、右脳（悟性感性）的な頭の良さは理解しにくいだろう
昔、機転も利かず、容量の悪い人と一緒に仕事をしていて
気づかせていただいたことが有る
正直、馬鹿にしていたところが有ったのだが、あることがきっかけになり
その人の長所を見ようという気持ちになったことが有った
そして、自分と比較した
その時に発見したのは、一言で言うならば、その人の人柄の良さだ
正直とても恥ずかしかった
あの時の出来事は、些細なことだったが、私にとってとても重要な気づきであり
私のこの陰陽学の元になっている
どうやら、あの時、左脳的な頭の良さと右脳的な頭の良さが有ることに気づいた
両方必要なのだと思った
左脳的にだけ頭のいい人は、冷たく感じる
右脳的に頭の良い人は、あったかく感じる
前者は、「企業の目的は、利潤追求だ」と思っている
何故、仕事をするかと言えば収入を得るためだとだけ理解している
後者は、「企業の目的は、社会貢献であり、結果目標として利潤追求が有る」と心の奥で理解している
何故、その仕事をしているのか、その理由を悟っている
人のお役に立つことが嬉しいと思っている
人のお役に立たせてもらっていることに感謝している
その理由が無ければその仕事の存在意義は無いということだ
人の役に立っていなければ、報酬は生まれない
無理にでも生み出そうとするなら、詐欺や強盗の方が簡単になる
（財務省や官僚、政治家たちの仕事がそれに近いということは、左脳的にだけ頭が良い人たちの集まりなのだ）
前者は、次の図の手段と結果の所しか見られない人
後者は、その前提となる原因、動機、思いが充実している人
後者は、その下の世界観まで、意識していなくても比較的理解されている
逆方向から説明すると、土台（世界観）がしっかりしている人は、右脳左脳ともしっかり機能しているけれど
上っ面で生きていると、左脳的な要領だけで生きることになるのだろう
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