陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2022-10-29

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空間的な因果と時間的な因果

結果には必ず原因がある
しかも、必ず複数の原因がある
最低でも、空間的な自と他の二つの事情と
時間的に、論理的に積み重ねされた原因と結果の連鎖がある


戦争も同様である
原爆投下が、何故なされ、多数の犠牲者を産み出したのか
アメリカは広島、長崎の原爆投下で結果として多くの命を救ったと言う
確かにアメリカ兵の多くの命を救ったことは、間違いないと思う
沖縄戦などでも、他の諸島部での戦いでも攻略するために日本側以上の被害が有った

ただ、何故この大戦が起こったのか
歴史的原因は、今、明らかになっている
人種差別が有ったことも大きな事実である。
日本の中国大陸への覇権を拡げていたことに対するアメリカの嫉妬と横やりも有った
アメリカ大統領の思惑もあり、日本を追い詰め、アメリカに牙を向かせて、アメリカ国民を戦争に参戦させようとの意図も有った
大恐慌後の長年の停滞から脱出するために景気刺激策も必要だったようだ
日本が必然的に開戦に踏み込むしかないようなハルノートという要求を突き付けてもいた
真珠湾攻撃もアメリカ側は当然知っていて、それに対処せずに多くのアメリカ兵を犠牲にすることで国民の怒りを醸成した
アメリカの利権が有ったのは、間違いない事だ

当然、日本にも中国に出ざるを得ない事情も利権も有った
自国を護る為にアメリカの無茶な要求に対して対抗しなければならない面も有った

この両方の事情を、事実のみを集めて考えるなら真実が見えてくる
そして、全ての事実を積み上げて神の視点から考えるなら、善悪の判定は自ずと出て来る

上白紙の

画像の説明

共に、悪しき点も正しい所も有るのだろうが、神の裁定は降りるだろう
ただ、神は単純に正しき側を応援し悪しき側を打ちのめすようなことはされない
悪しきことであっても、人類の学びとして、ただ見守っておられるのかもしれない

ウクライナ紛争でも同じことが起きている
西側諸国、NATO、特にアメリカの事情でNATOを当方に拡大してロシアを追い詰めていた
その理由にも利権が絡む
地下資源は大きな利権だ
それをプーチンがロシア国民の為にも強硬な手を使い守っても来た
アメリカは、ウクライナの民族差別主義も利用して親ロシア政権を裏から倒したりもした
ウクライナ国民の中で親ロシアの人達、ロシア語を話す人達に対する弾圧も煽っていたようだ
単純にプーチンの領土的野心から戦争が起こっているのではない
日本も領土的野心から戦争を仕掛けたのではない
アメリカとの戦力差ははっきりしており、開戦当時から停戦に向けた計画も有った
ただ、早めに負け戦が濃厚になったために悲惨な結果を国民は受けることになったのだろう

軍事の専門家たちが観てもロシアも侵攻当時の戦力でウクライナを取れるとなど不可能で
ロシア側もそれは思っていなかったようだ
ウクライナ全土を編入することは経済的にも無理があるという
ただ、ウクライナのNATO加盟を阻止し、東部の親ロシアの人達を助け、東部の海につながる土地を確保しようとしたようだ。
そのあたりで停戦交渉に入ろうとしていたが、西側諸国がアメリカの影響下で多くの武器などを供与したことで計画に遅れが出ているようだ

アメリカとしては、その背後にいる結果主義のグローバリストたちの思惑も有ってウクライナ国民に戦わせてプーチンの弱体化を狙っている
西側のメディアに金を流し操作もしているようだ
元々、大手メディアは金の力で支配下に入っており大きな戦力となっている

要するに、表面だけ、結果だけで見て判断しているようだと騙されてしまうということだ
同じ穴のムジナの金融資本家たちの思惑に載せられてしまうのだ

ここに載せた図の中で考えてほしい
白紙の上に、事実を集め、真実を探り、それぞれの思惑を探る
同時に、お金の流れを精査する必要がある

人は、どちらにせよ、目に見える形での損得と
目には見えない感情的な損得で動かされてしまう
両方の損得をハッキリ見極めないと簡単に操られてしまい
地獄へと引きずり込まれるだろう

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