陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2022-07-13

Top / FrontPage / 2022-07-13

課題に仕事を入れて考える

基本経済の


人々の営みは、直接代金を生まなくても、全てこの循環で成り立っている。
その仕事(生産物)に本当の価値が有れば、賞賛や感謝が生れ、その対価も必ず生まれてくる。

世界を正しく見るためには、この陰(原因)と陽(陽)の両視点が必要だ。
個人や企業レベルで、この4つの循環が悪くなると衰退する。
政府レベル、国家レベル、地球レベルで見ても同じことが言える。

今、世界は大きなインフレ状態で供給が滞り価格高騰が起きている。
その原因が何かというと二つの面が有る。
一つは「生産」の面と、もう一つは「代金」の問題だ。
要するに世界の物流と価値の交換手段が混乱しているからだろう。

今、これらの原因には、ロシアに対する経済制裁に有ると思われる。
バイデンは、単純にも経済制裁でプーチンを追い詰められると考え、禁輸措置や商品決済にまで規制をかけた。
世界の重要な資源国、食糧生産国の仕事に無理な力を加えて世界の循環がうまくいくはずはない。
地球全体を一つのピラミッドとして見た時に、その循環を積極的に壊したらその害は全体に及ぶ。

さらに、ウクライナへの軍事支援で莫大なドルを投入している。
これは、アメリカ国民の税金(所得)だ。もちろん、軍需産業の景気は良いだろうが、アメリカの資金がウクライナの武器に変わり、ウクライナの軍事力を増やすことでどんな価値を生み出すのか。
他にもバイデンの政策は、バラマキで財政出動を強めている。
これは、生産につながらない代金(資金)の供給であり、良い循環には貢献しない。
気候変動対策と言って国内の資源エネルギーの循環にもブレーキをかけて、これで安定した循環が得られるわけが無い。
ブレーキとアクセルを間違え、ハンドル操作を間違えている原因は、動機(思い)に問題があり、世界観に問題があるからだ。

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼