陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2022-06-11

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世界を人間を見間違えることの恐ろしさ

死後の世界


私たちが生きている世界が、どんな世界なのか?
身の回りの見えている世界だけを見て、世界を全て知っていると思うならば、あまりにも不遜であり、あまりにも愚かだろう。

「大切なものは、目に見えない」という言葉も有る。目に見えていない世界をどう認識するか。死後の世界が有るのか?創造主がおられるのかどうか?
私たちが生きている世界がどのような時間と空間の中に浮かんでいるのか?

何事でも前提が違えば違った対応をするように、世界が違えば考え方も行動も違ってくる。一番大きな前提条件の違いが、この死後の世界の有無だ。
この違いが、思想信条、宗教観に大きく影響を与え、どれほど綺麗ごとを言ったとしても、この違いは、人生にも社会にも大きく影響を与えてしまう。

仮に、死んだらそこで全てが終わりで、霊的世界も無いのなら、神仏なる存在も在るわけはないし、それが真実なら、宗教など気休めであり、宗教の存在自体、その教え自体、忌まわしい絵空事でしかない。

マルクスの言うように宗教が「大衆の麻薬」であるなら、宗教者などシャブ中毒患者であり、そのような人たちに大切な政治など任せられるわけも無い。
宗教などは管理し制御すべき対象であり、中国共産党のやっているイスラム教やチベット仏教に対する宗教弾圧にも正当性が有る。

その逆で、死後の世界である霊的世界が存在するなら
神なる存在も在るだろう
そして、創造主なる存在も在るだろう
その創造主たる神が、何故、このような世界を造られ、魂を造られ
肉体生命を造られたのか、その意図を知らずして生きることの愚かしさを知るべきだろう。

魂の親を知らずに生きるとは、この肉体をこの世に生み出してくれた両親の気持ちを知らずに生きることに等しい。
私も70を超えて、子や孫の事を考えると
その気持ちの中に、創造主たる神が全生命に願われていることの一部が見えてくる。

霊的世界が、有るか無いか?真実は一つ。
霊界が有るなら神なる存在も在る。創造主も存在する。
神有りの世界と神無しの世界、これは、ある意味,丁半博打のようなものだ。
多くの人が、神無しの世界を選ぶなら、この世界は次第に地獄的な世界へと向かう。もし、あの世も神も存在したならば、生きていた時に成した罪の償いをどうすれば良いのか。地獄と言われる世界が現実に待っているのかもしれないのだ。

宗教は誤解されている現実が有る
神を信じていない人たちも、神社仏閣で手を合わせるだろうが、神なる存在も困ったときの神頼みレベルが多いようだ。
その自分の認識レベルで宗教を見るために、その本当の価値を知ることは無く、宗教を気休め程度にしか感じていないだろうし、現にそのような宗教も多い。
自分を見るようにしか人を見ることが出来ないのだ。

本当は、人間にとって不可欠な教養であることは間違いない事なのに。

この図の左側の認識の人は、幽霊となる可能性が大きい。
死んで肉体を失っても、霊体が有り自分自身を認識していても
有ると思っていない世界に行くことは不可能だからだ。

海の向こうにアメリカ大陸など無いと思っている人が、アメリカに行くことは不可能なことと同じだ。
導きの霊たちに説得されても、頑として無いと思っているなら、導かれて行くことは不可能だ。
巷で言われる幽霊となって存在し、また、家族の近くを徘徊し
家族に誤ったイメージを送り、繰り返し間違った人生を送らせることになるかもしれない。

霊的世界に帰り、本来の神の子としての自覚を取り戻すことが出来ないということは、動物的なレベルのまま成長することが出来ないことになるだろう。

創造主は、我が子である魂たちが、より素晴らしく成長することを願われているのに、その願いに耳を貸さず、自分自身を主としてワガママに生きているなら、どれだけ悲しまれることだろう。

信仰は不可欠であり、宗教は、人にとって不可欠な教養なのだ。

大学という言葉が有り、そのような教育機関も有るが
この大学のそもそもの始まりは「神学」であり
本来ならば宗教学そのものが始まりに有るという

「宗教」の復権なくして、未来社会は無いのかもしれない。

現代社会は、あまりにも堕落した宗教が多すぎる
その中でも最悪の宗教は「無宗教」である
これが世界に蔓延しているために、悪魔が支配するような宗教(世界観)が存在できるのだ。

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