陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2022-02-25

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ウクライナ侵攻 と 台湾進攻

今回のウクライナ侵攻には驚いたが
プーチンの「必要に迫られた」という発言は、完全には理解できないが、さもありなんという思いだ。


何故かというと、彼にはウクライナがNATO加盟に対する危惧がある
NATOは、ロシアに対する軍事同盟であり、その頂点にはアメリカが居る。
そのアメリカとの外交交渉がこれ以上出来なくなっていたという。

ウクライナがNATOに加盟するということは、ウクライナの中にNATO軍(アメリカ)の基地が出来るということであり、ロシアにとって脅威ではある。

先日、日本の自衛隊のOBの意見を聞いたけれど、この状況は、昔、アメリカとソ連の冷戦の中でキューバにソ連のミサイル基地が造られようとしたときの状況と同じである。
ケネディーは海上封鎖を行い、あわや戦争勃発かという状況が起きた。
その時に、ソ連は諦めて軍事衝突は起きなかったが、もしキューバにソ連のミサイル基地が出来ておれば、その軍事的緊張は今まで引っ張っていただろう。核戦争まで至る可能性も有った。

https://www.youtube.com/watch?v=x0GqGoRUlIU
バイデンのウクライナ失策。中露接近で日本存亡の危機(釈量子×元陸将・用田和仁)【言論チャンネル】 - YouTube

そのロシアが心配しているその状況に対して、何故、、アメリカが引き下がり、ウクライナのNATO加盟が無いことを文書にて約束できなかったのか不思議です。

日本のメディアの放送で、アナウンサーか評論家だったか忘れたが、ウクライナがNATOに加盟をしないことを確約出来るわけが無いと言っていたことが理解できないのだ。
このような意見が存在するいじょう、当然アメリカの中にも有るだろう。
そうであるなら、プーチンの「必要に迫られた」という発言に根拠が出てくる。

このウクライナ侵攻で同じく心配されるのが中国の台湾進攻である。
情報を整理すれば分かることだが、ウクライナの状況とは全く違う。
あえて説明をする必要も無いだろうが、中国は覇権を拡げたいだけだ。

元々、台湾は日本の領土であり、日本が敗戦後、中国の国民党が中国共産党軍に敗れ逃げてきて侵略され支配されただけなのだ。
日本の統治以前でも、この台湾が明確に今の中国の領土であったことは無いという。

このウクライナ紛争を機会として中国の台湾進攻が始まらなければ良いのだが。
台湾進攻、その理念の延長線上には、日本の領土の侵略にもつながっていくことになる。
それが現実のものとなるシナリオは、着々と戦略的に進められている。

反日教育から始まり、沖縄、北海道の反政府的な活動への支援を含め、中国のアメをしゃぶらされた親中派の政治家や言論人を通じて周りを囲い込まれつつある。

これで、アメリカの衰退が決定的になるなら、言いがかりをつけられて核兵器で脅され簡単に日本全土を手に入れられるだろう。
まずは、沖縄のように反米感情を植え付け米軍の基地をなくすことが出来るなら無傷で日本支配を完成することもできるだろう。
日本の世界3位の経済力を手に入れられる、この魅力を中国共産党が考えていないわけは無い。

中国の経済も瀬戸際に来ているようで、国内問題で窮すれば拡張主義に歯止めはかからなくなる。

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