FrontPage/2021-12-14
「ラッファ―曲線」と「良い子悪い子普通の子」
昔、テレビコントで「良い子、悪い子、普通の子」というのが有りました。
話の中でよく使っているのですが、宗教に対する抵抗感を持っている人が意外と多いので、宗教にも良い宗教も有れば悪い宗教も普通の宗教もあるという話につなげています。
ついでに、良い玄明さんも居れば、悪い玄明さんも普通の玄明さんも居るというのも事実として伝えています。
なにが良し悪しを決めるのか、本来難しいことかもしれないけれど、
考えてみるなら善人や悪人がはっきりと分かれているわけではないようです。
程度によって変化もします。
良い事でも過ぎれば悪になり得るし、悪い事でも少量ならクスリにもなる。
この見方は、全てに通じる考え方でしょう。
この図とラッファー曲線は同じだと気付いたので記事に書こうと思いました。
ラッファー曲線とは、アメリカの経済学アーサー・ラッファーによって作られた税率と納税額の関係を示すグラフです。
ラッファー氏は、トランプ元大統領の経済顧問も引き受け
トランプ政権の経済発展に寄与した人物です。
税率0%にした場合、政府の税額収入は当然ゼロになり、
一方で税率100%の場合、人は働くインセンティブがないので、やはり税収はゼロになります。
税率を下げることにより、人は、働くインセンティブができて、ある一定のところまで、政府の税収を増やす方向になります。
そして税率がゼロに近づくと、再び税収は下がる曲線を描くことになります。
当然、一番、税収が上がるだろう税率は決まってきます。
しかも、強制せず、税率をただ良い税率に決めさえすればよいのです。
悪い税率に決めると、結局、税収は増えません。
普通の税率の中間あたりに良い税率は有るのでしょう。
これを探すことは、それほど難しい事ではないでしょう。
(もちろん、政府がしている仕事が価値を生み出している前提です)
その為に彼らはフラットタックスを推奨します。
累進課税というのも最悪です。
高収入を上げている人達に高税率をかけると、優秀な彼らは頑張って仕事をする意欲を押さえつけられてしまうだけでなく、これから頑張ろうとする人たちの意欲も押さえつけます。
頑張って仕事をしようとする人達の意欲を削ぐということは、税収が少なくなるということです。
その時の税収を増やそうとする行為が、後でブレーキとして有効に効いてきます。
あまりにも、愚かです。
税率を上げさえすれば、税収が上がると思い込んでいる
算数だけの頭、左脳的にだけ優秀な人たちは、右脳的に考えるべきなのです。
嘆かわしい限りです。
このラッファー氏を知ったのは、幸福の科学出版の「トランプ経済革命」という本からでした。
「トランプ経済革命」 トランプ大統領が ツイッターで絶賛した『トランポノミクス』の第2弾。 トランプ側近ブレーンたちに、 現地アメリカで最新事情を独占インタビュー。 日本の大手メディアでは報道されない トランプ政権の真実が語られた―― 日本人読者のための完全オリジナル本。 トランプの経済顧問た ちから、 「日本を再び偉大な国に」とのメッセージが贈られる。
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2422
私の作った図は、宙に浮いたような図ですが、
この放物曲線をイメージして、その中心をどこに合わせようかと、
拳銃などのサイトを的に合わせるような感覚でねらいをつけます。
これを私は、反省の道具に使ったりしています。
良い事でも足りなければ良い事にはなりませんが、過ぎても悪になります。食べ物でも、足りなくても過ぎても悪になります。
放射線も熱線でも紫外線でも生命には必要です。
過ぎれば命を奪われますが、もちろん、足らなくても同じことでしょう。
良いと思えることでも、過ぎても悪になるし、
良い事でも執着しすぎると悪になります。
全ては、放物線を描きながら私たちに関わっているようです。
その座標をどこに合わせて考えるか、それが問われているのでしょう。
自己というところに執着し合わせすぎれば狂ってきます
神の座標に合わせる努力が不可欠でしょう
それが、幸福の科学で言われている
「正しき心の探求」ということだと思う。
そして、自分だけ良かれという気持ちでなく
この座標を世界中の人達にも使い「与える愛」の意識で世界を見て考える事で善の循環が起こってきます。
正しき心の探求の結果が、正しい行為につながり
正しい未来につながっていきます。
そして、神々の願われる未来が
創造主の願っておられる世界が広がっていくと信じています。