FrontPage/2021-09-28
総裁選
総裁選でそれぞれの候補が意見を述べている
しかし、次の図を基にして政府のやってきた仕事を見ると
本当に悲しくなる
現状のままで、どんなに策を弄したところで
良い方向に向いていくことは無いだろう
政府という主体が頑張って仕事をしてくれているのだが
国民の政府に頼る事ばかりを考え
自分たちの利益の代弁者を選ぶような選挙の姿勢では
そこで選ばれて実力ある人達が上り詰めたとしても
どうしても、弱肉強食、権謀術数の中でのし上がる人達なのだろう
民主主義は、基本的には大切なのだが
その民が、信仰心も無く自分たちの我ばかりを満たそうとするなら
出来上がって来る社会は、わかったものだ
その政府の仕事では、本質的な価値を生まず、良い循環は起こらない
いくら税金を集め、いくら借金をしたり、いくらお金を印刷しようが
その額面通りの価値を生み出すことは出来ない
使えば使うほど、その本質的な価値を崩していく
価値が消えているから、GDPは増えず、国民の所得は減り続けている
上っ面、目先のことばかりに囚われていると中身のない数字ばかりが出てくる
結果は、正直だ
その成果が、今、私たちの眼の前に有り
その中で住んでいる
出来上がっているモノが、あまりにも悪すぎる
日本は、まれにみる民主主義の国だと思う
江戸時代が封建主義的だという意見もあるが
聖徳太子の残された教えのおかげで、武家社会の中に
深い信仰心が育てられ『武士道』という恥を知る文化が生まれた
その武士たちが中心に国家を治める為に君主の徳が語られる国である
ただ、その武士道も
明治の廃仏毀釈の為に神道だけの一神教にされてしまった為に
恥を知る文化が弱められてしまった
その後の敗戦で、その神道すらも隅に追いやられ
武士道精神が失われてしまった
武士道精神には、神が有り、仏が有り、天が有り、八百万の神々の視線が背景にあったのに
戦後、西洋の表面的な民主主義に支配されてしまい個人が主体となり
我を大きくしてしまう流れに入ってしまった
更にとどめのように、共産主義の無神論、唯物論が教育界から浸透して
神の名を口にすることすらできなくなってしまった
ピラミッドの頂点にある、神仏、天なる存在からの光を遮るように
主体である個人を主役にしすぎて
その代理人として政府を置き、その規模を大きくさせ
更に天からの光が射さないようにして日本という国を造ってきた
武士道の恥を知る文化が廃れた以上
当然、時間とともに
神の願いに反するようなことが、この地上にあふれてしまった
神仏、天、サムシンググレートなる存在に見られて恥ずかしいことを
恥を感じずに出来るような社会を作ってしまった以上
この方向を変えることは相当難しいだろう
そもそも、死んだらおしまいだという世界観になっては
神仏なる霊的存在など在るわけも無い
この唯物論、無神論から人々が抜け出さない限りムリなのかもしれないが
世界は、アメリカでさえも社会主義的な思想がまん延しかけている
日本も同じだ
神は、おそらく、手の打ちようが無いと感じておられることだろう
自分で自滅するのを放って見ているしか方法が無いのかもしれない
この地球という大地にも偉大なる意識が存在して
自然の恵みがもたらされ、地上の者たちが守られているのに
次第に、守り育みたいという思いにも力を入らなくなっているのだろう
人は、浅知恵で気候変動を炭素のせいなどにしているが
気候変動や天変地異にも意味が有る
地球意識は、その体の上で望まない者たちが繁茂するのを許されないだろう
そんなお人よしでは無いだろう
天変地異も起こされるかもしれない
そうなる前に、武士道精神（騎士道精神）を取り戻すべきだ
武士道とは、武力がメインではない
武士道とは、力ある者が、その力の使い方を間違えないように心の統御を正しくするためにある
人は、腕力が強かったり、強い武器を持った時に不遜になり
傍若無人になりやすいものだ
立場が上がれば上がるほど、また、不遜にもなる
そんな時、神仏なる、天なる視点が無ければ道を間違えてしまう
大きな試しの時でもあるだろう
神道と仏教を融合させ日本の精神文化の基を築いた聖徳太子は偉大だった
その偉大さを、以前は、１万円札に表していたのに
それが取り去られ、何か聞くところによると
聖徳太子という人物は存在していなかったというような学説まで出ているという
おしまいだ
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