陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-09-22

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政治家の考えること

国民に良かれと思って成す政策が基本
そして、その為の資金の手当て(財政健全化)

そんな中で、自国通貨建ての借金で財政破綻することは無いとして
物価上昇率を見て積極的に財政出動すべきだという意見もある

どちらにせよ、企業の経営、家庭の運営、個人の家計と同じである
ただ、その中に「借金」という要素が加わるけれど
その借金の出来る範囲が、人により、国により様々であるという事

お札を自分で作ることが出来るとしても
大金持ちのバックが後ろに付いていようとも
「信用」という面を考えるなら、当然ながら限度はある

MMT理論など、ことさらに言ってお金をいっぱい使う方向に行ったならば
その成果によっては、物価上昇以上のデメリットを生んでしまう

信用を崩さずに、良い仕事が出来ていれば、その信用は担保されるが
信用を崩すような仕事しかできなければ、その仕事は、数字以上のマイナスを生む


何にせよ、国民の安全安心、幸福のためには資金が必要であり
その資金の使い方次第で向かって行く方向は変わって来る

その資金の使い方が正しければ、必ず好循環をもたらすものだ

ただ、異常事態の時には、出費だけがかさむけれど
それでも、良い使い方をされるならば、それをきっかけに成長できることも有る

すぐに効果が出る場合も有れば、後で効いてくる出費もある

要するに、お金という表面的な所ばかりを見るのではなく
「価値」という面で見て、リスクとメリットの両面を見て
成長に向かう要素が大きければやるべきだろう

お金という価値、人材という価値、様々な価値有るモノをつぎ込んで
別の価値有るモノに変えていこうという考えが必要なのだろう

政治家たちの考える政策を見ていると
その価値の移転がうまく行われそうにない政策が多いように思える

国民に優しそうな政策、耳障りの良い政策を耳にするが
その結果どうなるのか?
それが当たり前になると、そこで価値有るモノが砂に吸い込まれるように
消えてしまいそうな感じのものが多い

その政策が、どのような価値に変化して働いていくのか考える必要がある
国民を甘やかせ、堕落させるような政策なら
やめるべきだ

良かれと思い、やっていることに、人気取り、票目当てで考えている政策が多くなってしまう
そうなると、つぎ込んだ価値が価値を失うばかりでなく
現状に有る価値すらも失わさせてしまう

どんな政策、どんな仕事が、そのように逆の働きをするのか
皆が、自己中の意識から離れて考えることが出来るなら分かるだろう

今、その価値を生まない、逆の仕事が政府の仕事の中には多いようだ



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