陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-08-27

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政府の仕事

政府の仕事に対して
多くの人が誤解をしている

経済


私たちは、政府の仕事を、どうしても特別なものと観てしまう傾向がある
(MMT論者などがそれに拍車をかけているようだ)

仮に考えるとして、政府を無いものとして考えることも出来る
税金も納めなければ、身の安全も守ってもらうこともせず
道路も自分で整備し、上下水道も自分の力で整備する
都合がつけば、近所隣で資金を出し合ってそれらを整える方法もある
お金というものも、その地域で流通させる信用の有るモノがあれば
通貨の発行など無くても良い
ムリなら、基本物々交換で数字に換算しやり取りする方法も有るだろう

本来、大きな政府など、必要も無く、自分たちでやれるのだ

ただ、人々が密集して暮らすようになると
大きな組織を作り一元的に管理した方が効率が良くなるし
より大きな資金を集めることで大きな仕事もできると
その力は倍化する

当然、その力は近隣の人たちに及ぶことになるので
次第に集合を繰り返し大きくなっていく傾向が有るだろう

大きくなった政府組織の仕事を
細分化して考えるなら、基本は、民間企業の仕事と同じなのだ

警察の仕事も軍事的な仕事も、警備会社が担うことも可能であるし
福祉事業も保険会社の仕事で補完できる
すぐに数字として価値が表面化しない仕事は一杯あるが
それでも、そこには価値が有り、いずれその成果はもたらされる

政府の仕事は特別だから利潤を生まなくても当然のような感じで観られているが
細分化して考えるなら政府の仕事には、
予防的措置としても、未来投資の面で観てもすぐに成果の出ないようなことがあるだけで
「価値」という感覚で観るならば、その価値は必ず成果につながっている

見えにくい成果の仕事を含めることが多いだろうが
その仕事で生み出されている価値は、全体の結果に大きく貢献する

個人レベルでも企業レベルでも
すぐに結果の出ないものは一杯ある
教育もそうだ
しかし、教育の及ぼす結果は相当大きい

結局、何が言いたいのかというと
個人も企業も国家も同じだという事

良い仕事をしていれば、価値が生まれ、その成果はやって来る
悪い仕事をしていれば、価値は生まれず、そこの投入した資金、労力(価値)は無駄になる

経済が停滞し、諸外国に比べると
びっくりするくらいのスピードで
日本が貧困化している現状を見せつけられている

これには、当然原因がある
それを国民もメディアも放置している

考えれば、簡単にその原因は分かるのに
既得権益、自己中心主義、思考停止
様々なことで放置している

行きつくところまで行かないと、考えを修正しようとしないのだろうか

色んな予言を、幸福の科学だけでなく
今までに一杯聞いてきた、
予言に頼らずとも、このままいけば、日本は、やがて滅びることは
予測できのに



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