FrontPage/2021-08-26
フラクタルで観るとすべては仕事
フラクタルとは、右脳的な表現をすれば「自己相似性」と言える
このピラミッドの図は、個人レベルから国家レベル、地球レベル
さらに言えば、ミクロからマクロまで関連している
一応、ここでは、国家レベルでの経済で言葉を使っている
一番勘違いしていけないのが
政府の仕事、公務員の仕事を別物として見すぎてはいけないことだ
軍事でも外交でも金融政策でも財政政策でも、なんでも
このピラミッドでの循環の中に入る
これが価値を生み出し、良い循環を生みだすことが出来れば
このピラミッドは大きくなる
こんなピラミッドが、国家として並んでいる
惑星として宇宙に一杯存在している
個人から集団まで、このピラミッドの形が当てはまるのだ
今一番気になってるのが経済に関してであり、ＭＭＴの問題だ
国債発行、国家の借金の問題がある
国内で借金ができていれば、そのピラミッドの中で処理できる
他国から借金するにしても、自国の通貨で借金できれば
お札は自前で印刷できるので、その富（価値）はよそに流れ出ることは少ない
金利分が他国に流れるだけのマイナスで済むのかもしれない
しかし、自国の通貨の信用がなくなり国内でも海外からでも借金がしにくくなると
海外の通貨での借金しかできなくなる
ドル建てでの借金になると
返済の時に利子を含めてドルが必要になる
貿易収支でドルを積み上げていれば、借金を返す当てがある
勿論、収支がプラスならその信用で国内通貨での借金に問題は無い
政府が借金するには、何らかの仕事に使う必要があるからだ
使い道に二面がある
左脳的な使い方（代金と所得）・・・・消費に関わる事（福祉関連）
右脳的な使い方（仕事と商品）・・・・投資に関わる事（経済政策）
良い投資と良い消費を喚起するような使い方が出来ておれば
借金にしろ、税収から支払うにしても
好循環が起きるので問題は無くなる
経済規模が大きくなり、社会が成長すれば
ピラミッドが大きくなるという事
借金であれ、税金として徴収しようが、全く問題が無い
ところが、今の現状を見れば分かることだが
そうはなっていない
何故か、その借金が価値を生んでいないのだ
その税収を使うことで価値が生まれていないのだ
結果として、日本は貧乏になっている
ピラミッドが小さくなっているのだ
政府の他の仕事でも
ピラミッドを大きくする仕事が成されていない
私は、専門家でもないので細かなことは理解できないが
日本の持っている「価値」が海外に流れ出しているような仕事が多いように思う
インバウンドでＧＤＰを増やそうとしても
諸外国のおこぼれを頼りにしているだけだと限度がある
色んな状況の変化で、そこから生まれる価値だけで維持することは難しい
毎月の冒頭に政府の悪事のことを載せているが
これで、ピラミッドを成長させることは不可能だ
何をどうしなければならないのか
この図を「価値」の創造という視点から観れば
政府の形を根本から変えなければならない
はっきり言って
「信仰心」が無くて、各自が神になり自己都合で祭りごとをやっているからだ
「真理価値」が生み出されていないからだ
MMT論者の愚かさは、ここに有る
政府の支出は、国民の所得になるといっても
良い所得も有れば、悪い所得もある
良い仕事も有れば、悪い仕事もある
良い種が蒔かれる場合も有れば、
良い種と思って蒔いたとしても、悪い種をまいている場合もある
良い種が蒔かれたのか、悪い種が蒔かれたのか見極めることが出来なければ
その後の世話が、全くの無駄になり、その労力も無駄になる
そのマイナススパイラルの力は、飛んでも無いことになるのだ
日本は、１０００兆円の借金をしても経済成長出来ないでいることを考えると
どれだけ、その仕事が価値を生みだせていないかが判る
日銀の仕事、政府の仕事、政治家の仕事、銀行の仕事
時折、良い仕事をしたとしても総合的判断からして明確に答えは出ている
一番重要な仕事をしている部署で
マイナススパイラルの仕事をされていては
各部署で、頑張ってプラススパイラルの流れを起こすべく努力しても徒労に終わる
中小企業が支えている国家の経済なのだが
末端でどれだけ価値を生み出す仕事をしていても
肝心なところの思いと行いが、間違っていれば飛んでも無いことだ
ハンドルを間違えるべきではない
そして、アクセルとブレーキも間違えるべきではない
政治家を取り換えるべき以前に
選挙民の投票権を取り上げなければならないだろう
国民の意識が間違っているのだ
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