陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-08-24

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価値とは?

色んなものに価値はある
その価値は、どのような形で表現されているのだろうか?


一番わかりやすいのが、お金だ
そして、感動
他に何が有るだろう
そうだ、信用が有る

便利だとか楽しいだとかという要素も価値につながる
安全とか安心などもそうだ

結局、それらは、すべて、お金に換算されるのだ
そのお金に換算される価値には格差が生まれる

同じサービスや商品でも、金額に差が出るのには
その価値に差が有るためで
お金に換算されると数字として違いが表現されてしまう

その違いは、なんで生まれるのかというと
何だろうか?

いろんな要素があるが
一言でいうならば信用だろう
うがった言い方をするなら、思い込みでもある
思い込みには暗示もかけることが出来る
結局、誰からの、どのような精神レベルの人からの信用かという事

備前焼でも、その作品の価値、その信用度は色んなもので計られて価格が決まる
単純なのは、高額の値札が付いておれば価値が高いように思わされる
それと、作家が誰かという事
サインが有名作家のもので、それを信じてさえもらえれば価格は跳ね上がる
絵画でも贋作が生まれる要因でもある
骨とう品などは典型的で、思い込みの要素は強い

お金の多寡で価値を図ろうとしている人には、高額を提示すれば暗示にかけられる
名前にこだわる人には、それを信じ込ませることが出来ればOKだ

そういう、ゴマカシの価値も含みながらも
お金を価値の表現だと見た時に、お金の移動によってっ価値が人から人へと移っていく

無価値なものでも価値が有るように思い込ませて市場に流れる

政府のやっている仕事もそうだ
政府のサービスに価値が本当にあるのなら
その価値は減ることは無い

みんなの思い込みをコントロールして無価値なものを社会に流していると
次第に化けの皮がはがれて、次第に価値は減っていく

政府は、自国通貨を直接間接に発行できるので
その道具としてのお金の供給という仕事もある
その為にいい加減になってしまう面もあるのだろうが
そのいい加減さを国民が感じ取ることなく、そのいい加減さを共有していると
政府から援助されるお金と一緒に価値を下げているケースが、あまりにも多い

その証拠は、ここ30年ほど経済成長させることが出来ずに諸外国に比べて下降させている
貧乏になっているのだ

日本に有る価値の総量が減っていることになる
無価値なものをこの社会に入れ込んでいるためだ



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