陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-08-01

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お金に関する蛇行減少

三橋貴明氏や藤井聡氏のMMTに関する話を聞いていて感じること

財政規律を護ろうとする意見
そして、MMT理論を背景に財政出動を勧める意見

お金の定義も背景に有って
MMT論者はその本質を知らない為に緊縮財政をしていると批判しているのだろうが
私から観れば、双方ともに観ていないところが有る


画像の説明
要するに、陰の部分
目に見えにくい所を観ようとしていない
緊縮財政の意見も、財政拡大の意見も同じ間違いをしている

結局は、信仰心が無いために
自分なりに良かれと思って成していることが蛇行減少を生んでいる

結局は、「信用」というキーワードが大切なのだけれど
その「信用」も誰からの信用かということだ

国民から、諸外国から「信用」を失うと
いかなる通貨であっても紙くずになってしまうことを否定できる人はいないだろう
その信用が問題なのだ

財政赤字の額は、日本が多いというが
中国は、数字をごまかしても、それ以上に多いと言われている
それなのに、なぜ、財政破綻して通貨危機が起こらないのか
それには理由が有る

日本は、国民性に対する信用も有るだろうが、対外資産の多さと、国民の個人資産の多さだろう

中国は、何をもって信用を担保しているのか考えれば見えてくる
市場としての価値とゴマカシが有るとはいえGDPの多さである

アメリカは、もちろんGDPの多さもあるが
軍事力が世界最強を今のところ維持している
世界の基軸通貨として通用している「信用」は、この軍事力に有るだろう

ただ、中国の強みは
一党独裁で数字も自由に改ざんしつつも
いずれアメリカを経済面でも超え、軍事力でも超えようとしている
低賃金の国民や奴隷労働のウイグルやチベット人民のおかげで
世界の工場としての力を維持している

様々な強権を発動して財政出動で国内産業に補助金を出し輸出競争力を維持している
国家上げて諸外国に打ち勝つ戦略を打ち出し
強力な財政出動で信用を維持しているからだ

その信用を担保している人たちは、中国がアメリカにとって代わり
世界の覇権国になると思い込んでいる人たちだ

しかし、中国の財政赤字の額は、発表されている額をはるかに超え
日本の100倍は有るだろうという意見すらある
その財政出動の力で、軍事力を強め
貿易力を強め、経済力とその人口の多さで市場として魅力を高め
「信用」を上手に確保しているだけだ

ただ、最近、武漢のコロナとかワクチン問題とか、一帯一路の問題とか
人権侵害の問題とか、世界からの信用の目は崩れかかっている
しかし、日本は、いまだに中国経済を信用している
あの習近平を国賓待遇で日本に呼ぼうとしていた人たちが、まだ、政治の中枢にいる
そして、それらを支持し、政を任せる愚かな国民が居る

その原因は、信仰心なく、拝金教と化した政財界人たちだ

確かに、中国は、一党独裁の力もあって上手にやっている
しかし、その信用に取り込まれている人たちは
ある意味同類である

その「信用」を担保している人々が問題なのだ

人は仏神の子である以上、神と同じような価値観を有している
そこを見ようとせずに「信用」を与えていても
もし、その信用が嘘で固められているとするなら
その信用が崩れ始めたなら、加速度的に雪崩を起こし信用崩壊することになる

最大、最強、最善の「信用」を担保してくれる存在は、神なのだ
創造主たる神の願いに反しているような信用は崩れるしかない

中国側に立って考えるなら
中国の信用を維持し続けるためには
世界の覇権を握るしかないことになる
軍事力で、経済力で、強力に自国の力を維持するしかない

弱さを見せるわけにはいかないのだ
「神」に成り代わって世界を支配するしか道は無い

しかし、地球神、創造主は、それを認めることは無いだろう

支配される人々も同罪の面が有り、教育者の視点から猶予期間が与えられているだろうが
いつまでも、放置されることは無いだろう

結局は、本当の信仰心が無いために起きている蛇行現象なのだ
財政規律にこだわる人も
財政出動にこだわる人も
神から観た「信用」を考えるなら
通貨の発行でも、そのアクセルとブレーキに正しさを見いだせるだろう
そのハンドルを向ける方向が神の願いに即しているかどうかなのだ

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