陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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試行錯誤を繰り返しながらの窯詰め

今回は、大きな窯で焚きますhttps://www.facebook.com/100002202121715/videos/pcb.4205517982864898/4205517842864912


独特な考え方と設計で造った窯ですので
長所も有れば、短所もある

長所は、窯の有る山から出る立ち枯れした松を切り出す過程で回収された雑木も含め
丸太のまま大量に使用可能なことです
直径30cmくらいまでの丸太は、割り木にせずそのまま使えます

画像の説明
(以前の写真ですが、これの倍の量を使います)

短所は、その大量の薪を作品の詰められている場所と違う場所で焼くので
大量の灰が巻き上がりにくく胡麻の景色が弱いこと
黄色い表情が出にくいことですが
その代わり自然の桟切りや窯変が出やすい工夫もしています

他の事例と同じように
短所を補いながら長所を伸ばしていくだけです
悪を押しとどめ善を推し進めること

しかし、現代社会と同じように
何が善であったのか
何が悪かったのか
いろんな条件が変わることで違ってくるので判断は難しい

ただ、このコロナ禍以前から工芸品の低迷する中で生き残りをかけるのには最良の窯になっています

しかし窯焚きも疲れるけれど
窯詰めも相当疲れます
作品をどこにどうやって詰めればよいのか考えながら作業をしていかなければならない
悪い私の頭での情報処理が大変です

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備前焼