陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-05-06

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窯出し

昨日、窯から出せた
温度が上がり過ぎた懸念が有ったけれど
無事焼きあがった


普通は、窯たきが終わった後は
何か不思議な疲れが有って2日ほどゆっくりする必要があるのだが
今回は疲れを感じていなかったために
翌日から忙しく次の窯の準備をする事になった

薪の準備と粘土の準備などで忙しく過ごし
昨日、窯出しをしてホッとしたせいなのか
窯焚き後に感じる疲れがあった

窯焚きスタッフが慣れて来たせいなのか
安心して任せておけた事も原因があるのだろう
あっという間に終わった印象だ

以前に作った小ぶりな窯で不満な点が有ったのだが
時間をかけてゆっくり焼き上げるようにして
夜中の担当を1日増やしたおかげで楽になった

前は、急いで焼き上げようとしいたために窯に無理をかけていたようだ

作品たちも温度の上昇で膨張と収縮を繰り返す中で
無理な力がかかり亀裂を起こすものが出ていたが
その割合が少なくなった

作品は、温度が上がり柔らかくなる時に
一旦膨張してから焼き締まる段階に来て収縮を始めるようなのだが
部分によってそのタイミングがズレるために
引き裂かれるような現象が起きるようだ

電気窯やガス窯などのように均一に温度があげられると
そのような事は少ないのだが
火前と火後ろが出来やすい薪の窯ではどうしても仕方がない面が有る



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