陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-04-28

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窯のけむり

ゆっくりと白い煙が煙突から流れて行く
その重い空気は窯の隙間の至る所から
出口を探して出ようとする

水分をたくさん含んだ煙
この煙が出てからでないと
軽やかに温度の上昇は望めない

作品にとっても良いわけではない
この水分が悪いわけでは無いけれど
強引さは時に作品を傷つける
その窯自体にも良くはない

世界は、時を待っている
軽やかに温度が上がる時を

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備前焼