陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-03-14

Top / FrontPage / 2021-03-14

間違っている常識

この世の中には間違った常識で満ちている

昔、皆が知っていることで天動説と地動説が有った
しかし、天動説という間違った説が昔は常識だったという事も間違った常識だ

この天動説が流行ったのは、ある時期のある人々の常識で有り
過去の人々の全ての共通認識ではない
世界の中心に自分たちが居ると
そのように思い込んでいる人たちがいたというだけの事だ

過去には、神は天から降りてくると信じていた人たちもいたし
現代科学以上の宇宙知識を持った文化も存在していた


この天動説の比喩を使って、貨幣理論を説明するMMT論が有る
お金を物のように考える人たちの間違いを指摘するのに使われる

ところが、その人たちの陥っている闇は、
自分で口に出しているように、彼ら自体も間違った常識の中に居る事だ

自分たちの持っている貨幣論を中心にして、それが正しいと信じ込んでいる
財政均衡主義者の間違っているというか、勘違いをしている世界観のせいで
間違った判断をして、社会を貧しくしている面は確かに有る

しかし、三橋氏たちも、ある意味、同じ穴に落ちている

結局は、蛇行している極の両方を占めているだけのように見える
貨幣を物のように見ていて、
お金のプールが有るように思い込んでいる人たちの間違いを指摘しているのだろうが

三橋氏自身も、お金を債権と債務の記録と見て
数字だけで見る唯物論(陽)となっている
唯心論(陰)でも見なければならないのに片目で見ているのだ

財政緊縮論者もMMT論者も、右目ばかりで見ているせいで立体的に見れずに蛇行している

また、現代で常識と思われている事に
迷信で片付けられるような事がいっぱいある
オバケとか鬼とか、幽霊とか見えない世界のことだ

あの世の世界、霊界(彼岸)さえも迷信で片付けられる傾向すら有る

要するに、フラクタルの森的に言うならば
右目ばかりで見て
左目で見ていないのだ

要するに、頭は良くなったかもしれないが
心は悪くなっている
腐り始めていると言っても良いだろう

両目で見なければ真理は見えて来ない
立体的に見えて来ないのだ



コメント


認証コード(3687)

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼