陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-03-10

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風評被害 

原発問題で風評被害の事をテレビでは言っているが
その犯人は、NHKはじめとするメディアの仕業だ

マッチポンプという言葉が有るが
自分で火を付けておきながら
自分で火消しにあたり
自分自身の存在意義を高めようとする


もちろん悪気は無いのだろう
しかし、「地獄への道は、善意で護送されている」と言われるように
放射線の風評被害を受けている福島の現状を報道しようとして
同情心からやっているのだろうが
しかして、お役に立つどころか風評被害を引き延ばす仕事をしている

とれた魚の一部か、もしかすると一匹だけだったのかもしれないが
規制値を越えた放射線が測定されたという事を今朝の報道でも知らせていた

そもそも、今の安全基準は、放射線ホルミシス学会の意見からするとあまりにも厳しすぎる

そして、原発事故後東京の世田谷区で異常な数値のホットスポットが発見され
それと福島事故と関連させられて報道されたことが有ったが
それは、ある家庭の床下に長年放置されたラジウム(?)が原因で
そのそばの歩道でもビックリするような数値だった
ただ、その家で長年子育てされた家庭では
子育てもされていたようだが被害は全くなかった

その事例から見ても
放射線の安全基準値が過度に厳しくて、
原発事故周辺でも、事故後すぐに安全なレベルにまで下がっている事の報道はしようとしない
未だに危険であるような印象を与える報道をしている

このコロナ禍での問題も同じだ
日本では、インフルエンザと同じようなレベルの危険だとも言われる
それなのに、コロナの報道は尋常ではない

このような現状を見るにつけ
よく思いだすのが石ころの話だ

自転車で走っていると道の真ん中に大きな石が転がっている
その上に乗り上げると危ないと思って、
その石ころを見過ぎて運転していると、乗り上げ転んでしまうのだ

その石ころが有るのは知りつつ、そのそばの安全なルートをみて
そこにハンドルを合わせれば良いのに
石ころを真ん中に見てしまうためにハンドルがその方を向いてしまう

それと同じようなことが風評被害には有る

報道機関にしろ、行政にしろ
特に首都圏の知事たちは、あたかも仕事をしっかりやっているかの如く
報道取材に登場し危機をあおり自粛を要請する

専門家という人たちも、どうしても、危険性を強調しがちになる
その連鎖が、社会全体を窮屈なモノとしてしまい経済まで委縮させてしまう

経済活動が衰退するという事は、昔がえりをさせる事にもなる
今は、一部の仕事にしわ寄せがきているが
このダメージは、いくら政府が財政出動して金融を緩和させても
実体経済が、中身を伴わなければ、チョットしたキッカケで
社会全体に影響を与え、経済全体が、おそらく崩れてしまうだろう

次のピラミッドの図は、その大きさが経済活動の大きさでもある
一人の人間にも社会全体にも国家全体にも関連する
フラクタル構造なのだ

仕事の質と量、そしてスピードが
このピラミッドの大きさを決めている
日本は、これを、今まで、努力して小さくしてきたが
更に縮小させるような選択をしているようだ

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