陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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質と量は、陰と陽

三橋貴明氏がよく言われている、生産性向上という言葉が有る

今日、ユーチューブで聞いていると
生産性向上の事を説明されていたが
生産性向上とは量の事だという


おそらく、判ってはおられるのだろうが
何の生産性を上げる事かというと、時間当たり作られる量の多さだけが問題ではない

粘土から器を作っていても
時間当たりの完成品がどれだけなのか
目に見えて数字として確認できるだけに、とても気になる
しかし、同時に質の問題が有る
粗悪品を造っているならこれは、論外だ

求める側からすると、有るか無いかという量の問題だけでなく
欲しいか欲しくないかの質の問題が有る

更に、消費、購買という観点からすると
買えるか買えないかという、価格と手持資金の問題も有る
品物が有っても、お金が無くて買えない場合も有る

生産量が少なくて、質(価値)も良ければ、物価が上がる
生産量が多くても、質(価値)が悪ければ、物価は下がる
ただ、生産量が多くて、質が良くても、購入資金が無ければ買えない
購入者が少ないと、価格は据え置かれることになる
インフレ率は上がらない

要するに、質と量という生産性の向上だけでは、経済に良い循環は起こらない

購入者が増えるためには、消費者に豊富な資金が必要だ
その為に何が必要かというと、お金の問題だが、そう単純ではない

政府のバラマキでは、どれだけお金を配ったところで一時の効果しかないし
そのバラまかれたお金の信用(価値)を担保する為に、ずっとそんなことを続けることは出来ない

何が必要かというと
購入資金を得るためには、消費者自身が良い「仕事」をして
良い「商品やサービス」(価値)を社会に提供して
消費者に「代金」を支払ってもらわなければ
「給与所得」が生まれてこない

その所得から、消費に回すべき資金が生じる
この循環は、不可欠なのだ

全国民が、良い生産者であり、良い消費者である必要が有る
消費と言っても、企業と同じように投資の意味合いもある
そうであって、初めて良い循環が起きて来る

ここに、悪い生産者が紛れ込み
悪い消費者が入り込むと、悪い商品やサービスが市場に溢れることになる
質の低下で社会を良くするための生産性向上は起きなくて
主にサービスかもしれないが、社会を疲弊さすような、仕事があふれることになる
質(価値)の低下が起きると悪循環が始まる
そんな仕事は、無い方が良い場合もあるのだ

もちろん、この仕事には、政治家や官僚や公務員の仕事も
学者や専門家と言われる人たちの仕事も
メディア関連の人達の仕事も大きく関わってくる
この人たちの仕事の質(価値)が一番に問題なのだ

三橋氏たちは、仕事を量で計れるモノだけで見ているせいで
この眼に見えにくい人たちの仕事の質を見ないせいで見誤っているのではないだろうか

その為にMMTで財政出動を推奨しているが
質の問題を無視しては、逆効果である
結局、MMTを言っている段階で悪い仕事を政治家たちのようにやっている可能性が有る
もちろん、緊縮財政で良い消費(投資)をしない政府も問題であり
消費税増税という悪サービスで経済にブレーキをかけ
そこで得た資金をバラマキ的なサービスに投じるならば
それこそ、何をやっていることかとなる

多くの人員を抱えて仕事をしていても
良い仕事をせずに悪い仕事をしているようなら
多くの資金を投入している為に
その被害は、甚大である

公的機関であっても、民間企業と同じなのだ
政府が作る通貨、お金は、ある意味民間企業での商品やサービスにあたる
自国通貨建の借金だとハイパーインフレは起こらないというが
その商品、サービスが悪ければ、その生産物は支持されなくなる
質(価値)が悪くなれば売れなくなるのだ

民間企業においては、グローバル企業が、生産拠点を海外に移すことで
国内の仕事を奪っているという事もあって
次の図の四つの循環が起こりにくくもなっている

画像の説明

政府の悪い仕事は色々ある
このサイトのいつも一番下に書いているようなことで
詐欺まがいのモノ、押し売り的なモノ、贈収賄的なモノとか色々ある

良い仕事を増やす努力をすれば良いのだが
社会保障や社会福祉などで直接国民にバラまくならば
この四つの循環を阻害させる

社会保障や社会福祉は、人体で言うならリンパ管の働きに似ている
リンパ液が流れるためには、血管が血液を運び筋肉が収縮しなければ流れないようになっている

要するに、仕事という、与える愛の具体化が大切なのだ
多くの仕事に奪う愛という、良くない、逆の流れを産むようなものが紛れ込み過ぎている
要するに結果主義だ

アメリカのトランプ政権の福祉政策などは良く考えられていて
生活保護世帯にも仕事を与える工夫がなされていた
トランプ政権の仕事が質と量ともに優れていたためにコロナが襲うまでは
驚くべき好景気をもたらしていた

ラッファー博士のサプライサイド経済学の恩恵でもある

https://the-liberty.com/article/17902/

https://the-liberty.com/article/18010/

https://the-liberty.com/article/17502/



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