陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-01-27

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経済を原点に戻す

次の図で、政治経済は立体的に見える
画像の説明


仮にだが
国民すべてが、神近き精神性を持て居るなら
隣国の人達も、世界中の人達もそうであったなら
政府は、不必要になる
国家という塊も必要で無くなるかもしれない
神に代わりまつりごと(政)を行うという必要はないでしょう

しかし、現実の世界では
中国や北朝鮮のような、国レベルで犯罪組織となっている所もある

良い子も、悪い子も、普通の子もいる以上
治安を守り、ルールを守ってもらうための仕組みも必要になる

消防も警察も軍隊も必要になり、国家の存在も必要になる

更に、インフラの整備や国民への便益を図るための仕事も必要とされる
そして、その為の経費が必要となり税金という形で価値あるものが集められる
その価値を代弁する通貨「お金」が決められ流通するようになる
銀であったり、金であったり、銅貨であったりする
日本では、藩札というのも有ったようだが、乱発されることで信用は無くなり
何も調達することが出来なくなった時代も有る

必要とされる価値ある商品やサービスの流れと
そのお金とがリンクして重なって流れている

現代社会では、金本位制もなくなり、紙で印刷したものが流通している
私の住んでいる近くの高梁市の昔にも藩札というものが有り
そのお札の信用がなくなってしまったので、
信用の無くなった藩札を高梁川の河原でみんなを集めて燃やしたそうだ

新たに信用してもらえる通貨をどうやって決めたのかまで学んでいないが
仕切り直しを山田方谷という人が行い
産業の振興を行い、藩の財政を立て直し借金を返しただけでなく
藩の財政を潤すことに成功した事例も有る

今、紙で作られたお札が信用を維持できている背景には
中央銀行という制度が有り、勝手に権力を持っている人がいくらでも増刷できなくされている

それでもヘリコプターマネーというらしいが、出来なくは無いようだ

人によっては、MMTで政府の財政出動がインフレ率を目安にいくらでも出来るというが、
現実に破たんする国家が有るように、
アメリカの基軸通貨国であっても長期金利は上がり限界が見えている

その国の信用の内容は様々だろうが、通貨発行の限界はある
決定的には、そのお金の使い方でも違う

民度を下げ、経済を堕落させる使い方も有る
戦争とか災害とか、非常事態の打開の為に使われる財政出動は良いだろうが、
選挙目当てでバラまくような使い方をするなら逆効果だ
借金を重ねてまで社会を堕落させるようだと、
その信用は、落ち始めると押さえようが無いだろう

国家、国民が、より素晴らしくなるために使われるなら、
そして、経済も社会も成長して行くのなら、
どれだけ財政赤字が増えようと問題が無いことは理解できる

現実に、戦後の復興の流れを見ても
戦後しばらくは、自国通貨での借金は出来ずにドル建てでの借金しかできなかった
しかし、国民の努力と朝鮮戦争の特需などで経済を成長せることが出来
国民性の信用と合わせて自国通貨建ての借金が出来るようになった

そして、その借金は、膨大な金額まで膨れ上がっているにも関わらず
その借金は返されては居ないという
借金の額は、天文学的に膨れ上がり続けている

ただ、最近は、その増え方が尋常ではない
しかし、問題なのは、以前と違って経済成長していないという事だ
バブルと言われた時代から30年以上も成長していない

政府のごまかしで、チョットは成長しているかに装っているが
諸外国に比べると雲泥の差だ

バブル期前に蓄えた信用が半端でないために、いまだ持っているのだろうが
世界の基軸通貨となっているドルを発行しているアメリカでさえ
今回の財政出動で長期金利が上昇して不安材料が浮かび上がっているという

さらに、今回の大統領選挙の結果で、アメリカの信用は大きくぐらついている
あれほどの明確な選挙違反があっても
証明されていないと言って問題にもならない国民性になってしまっている
そのドルの信用まで無くなってくる可能性は有るだろう

全て価値あるものは、信用が背景に有る
お金は、信用を背景にした道具でしかない
選挙の得票数も、数字だけ積み上げる事が出来ればなんでアリという世界は、狂っているとしか言いようが無い

お金という道具に書かれた表面の数字に振り回され
その「信用」の本質、その原点を見ない人が多すぎる
MMT論者もしかり、緊縮財政論者もしかり
うわべばかりを見るせいで蛇行する

これらも陰と陽の関係で、両目で見る必要が有る
両目で見るならば、そのお金の使い方を議論する必要が有るのに
緊縮だの財政出動だなどと対立する

MMT論者も肝心な所が見れていないせいで
悪の勢力に加担しようとしている
社会主義、共産主義は
「地獄への道は、善意で舗装されている」と言われるように
その善意の道具に使われようとしている
地獄へ導くようなお金の使い方は、あまりにも愚か過ぎる

どれほど綺麗ごとを言おうとも
信仰心無く、主体を常に自分に置き
神や国家、国民を見ようとしない人たちだ

問題なのは、政治家も官僚も、学者たちも、経済人も自分の権益を中心に見ている所だ
もちろん、一番問題なのは、自己中の国民たち自身なのだが

財政健全化を旗印に、増税しようとしている人たちが更に問題なのだ
中でも消費税増税だ

消費税にこだわる人たちは、自己中の視点でしか経済を社会を見ていない
税収が必要なことは、現代人が政府に頼る姿勢が強いことで、
それに当て込んで税収を増やさざるを得ない状況が造られている

大きな政府が必要になり、
プラスを産む使い方ならよいのだが、更に赤字を積み上げる
政府の仕事にも、良い仕事、悪い仕事、普通の仕事が有る
自己中の国民に迎合するなら、言われるまま悪い仕事に歯止めはかからないだろう

その税収から収入を得ている人、
その仕事で自分の権力、権益が確保されている人たちにとって税収が下がることは悪だ

図を診てもらえば分かるように
仕事が商品などを作り
その代金が給与として循環する事で
生活を支え社会を健全に保っている

これは、ある意味人体を健康に保つ姿と同じで
血液の流れや、リンパ液の流れがあり
消化器官の流れがある仕組みと同じだ

この流れに、良かれと思い、必要以上のことをすると健康を害してしまう

社会福祉的な仕事は、リンパ管の仕事に相当するだろう
弱者に優しくあろうとし過ぎる事はリンパ管に力を入れ過ぎることと同じだ
リンパ管がその役目を果たすためには、筋肉の収縮活動が動力になるように
経済が活発に動かなければならない

人体が作り上げた価値あるものの使い方を間違えると自らを滅ぼしてしまう

経済も人間の体も同じ事で
その循環の中から税金を納めてもらいインフラの整備とか公共事業とかで
仕事がスムーズに流れ、より良いものが体全体に及ぶように
治安維持、国防、様々な住民サービスなどに使ってもらう事で
一つ一つの各細胞が活性化してその役目を果たす事が重要です

そうであるにも関わらず
この循環の流れの中に、なぜ、消費にブレーキをかけるようなものを持ってくるのか

この消費税は、景気が過熱し、消費意欲が浪費意欲に堕落し
投資意欲が投機意欲となって何ら価値を産まない、それとは逆のモノに資金が流れていくような時に
そんな悪い方向に行きそうな時に、消費も投資意欲もそぐために使われるべきものだと思う

結局は、取りやすい所、取れるところから盗ろうという判断が働いているのでしょう
そんな泥棒のようなリーダーの居る国家の信用は、チョットしたキッカケが有れば
その信用崩壊は、あっという間に起きるでしょう

中国のような国でも、その悪の牛耳る一党独裁国家を
信用の最高最大の担保者である神からの信用がなくなるとするならば
いつまでも続くわけは無い

ただ、あの一党独裁で強権力を発揮しながら
あらゆるワイロを使い、あらゆる手段を使い
出来る限りの戦略を使い、自分たちの覇権を伸ばそうという
究極の自己中心国家は強い面が有る

警察の居ない所で
善人と悪人が戦ったならば、どんな手でも使う悪人に善人が負けるのは必然です

しかし、神はおられる
しかし、創造主の眼は注がれている

この宇宙のすべての元を造られた創造主のフォースには、不可能なことは無い
ただ、多くの人々の中からまともな信仰心が消え
多くの人々が地獄へ落ちるような社会に神の恩寵が下されることは無いだろう

悪は、ある意味、必要悪として存在が許されているようだ
悪を通して善を知る機会もあり
魂の成長も期待できるのでしょう

偽を見て 真を知り
悪を見て 善を知り
醜を見て 美を知る

人生とは、真善美を探し求める旅なのかもしれない

エルカンターレという救世主が、現代に現れている理由は
ヨハネの黙示録にあるような末法の世にそれを教えるためなのでしょう



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