陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2020-06-24

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東京都知事選でも見られる積極財政意見の恐ろしさ

政府の仕事の経済政策と財政政策と金融政策などいろいろある
金融緩和と金融引き締め、そして積極財政、緊縮財政
色んな政策があって複雑で分かりにくい


フラクタルの森的に考えると
結局は、「使い道」の問題が有り
バラマキで国民の民度を下げ
その国家の未来を危うくしないかぎり大丈夫なのだ
民度を上げその国家が人心的にも経済的にも成長して行くなら
自国通貨建ての借金が出来るような信用が有るなら問題は無い

ただ、民度を下げるような単なるバラマキには問題が有る

結果から入ってみよう
積極財政のマイナス面でハイパーインフレが有り
現実にインフレで経済が破綻した国家が有る

その国家から学ぶことは何か
一言で言うなら「信用」を失っているということ
その国家の信用とは何かを考えればよいだけだ

自国通貨で借金をして
自国通貨で返すことが出来るなら
これほど簡単なことは無い

しかも、これが世界の基軸通貨として信用が有るならなおさらだ

この信用を維持するには様々な信用を担保する必要が有る
しかし、信用というモノは崩れると歯止めがかからないものだ
個人レベルで考えて見ても
信用を得るには努力の積み重ねが不可欠だが
その信用を失うのは、一瞬で可能だ

同じことが国家レベルでも起きる

その信用失墜を恐れて
緊縮財政で財政規律を整えようとする働きもある
それが、日本だ

世界一の対外資産保有国で有るにも関わらず
政府の借金が世界一膨らんでいる
ただ、その借金の反対側には国家の資産も蓄積され
実質、信用を世界から失ってはいない

財政出動する余地は残されている

政府の官僚的な仕事の傾向性でどうしても緊縮財政に陥り
財政規律を守ろうとして税収を増やそうとしてしまいがちだ
結局、増税で国民に負担を迫り国民をお苦しめることになる
それらは、自己保身の積み重ねの結果だ

その反動でバラマキ中心の政策を標榜する者に票が集まる可能性が出て来る

これに国民が騙され続けるなら
その国は、終わる

その可能性が、れいわ新選組の山本太郎氏とか
それを応援するような形になっている
三橋貴明氏や藤井聡氏などのMMT論者たちである
アメリカの民主党のオカシオ・コルテスという政治家も最悪の存在である

このような社会主義的な政策を標榜する人たちは
悪魔の手先になって国民を地獄へ引き込もうとしている

「地獄への道は、善意で舗装されている」ということわざがある
山本太郎のネットでの配信に共鳴する人たちの愚かさと
政府の自己保身の緊縮財政の愚かさ
共に自分を中心にした価値判断でなく

神から観た価値判断で正しき心の探究をしながら
手を打たなければ
本当に、日本は、終わる



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