陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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ぐう業 と 不ぐう業

共業と不共業という漢字だったと思うが
業に関する仏教の言葉だ

業とは、カルマ
業とは仕事とも翻訳され
宿命とも翻訳され
罪のようにも翻訳される

過去、過去世、前世からの流れの中で起こることだ

現在、色んな天災が起きる
その被害にあうかあわないか
運命が分かれるのだが
それには当然ながら原因と結果の流れが有る


必ず、どのような事象にも原因が有る
偶然に出てくる結果など有り得ないのだ
「偶然」と言う言葉は、因果関係が分からないことを説明するに過ぎない
全ては、必然的に起きる

業とは、罪のようにも翻訳される場合も有り
共業とは、皆で一緒に受けざるを得ない罪
不共業は、個人で受けなければならない罪

不ぐう業は、因果応報でも言われるように
自分自身がやったことに対する責任における罪である

ぐう業は、自分がやらなかった罪も含まれる
水害や津波、天災などはぐう業の意味が強いだろう

昔、幸福の科学に新たに入ってきた人に聞かれたことがあって
このぐう業不ぐう業の事で説明したことがあった

幸福の科学の活動で初期の頃
「人生の大学院」というタイトルで勉強に邁進するスタイルをとっていた
そこに「伝道」に大号令がかけられ苦しみが生まれた事に対する質問だった

そこで次のように説明した

我が家の側にはため池が有る
大雨が降り池が満水となり
堤防の一部で漏水が始まり決壊する恐れが出てきた
そのことを見つけた村人がみんなに土嚢を持って堤防を守ろうと言ってふれ回った
ある人は、すぐに行動を起こすが
ある人は、自分が参加しなくても何とかなるだろうと
家でのんびりしていると
そこに堤防が決壊し濁流が押し寄せて家も何もかにもが流されてしまった

そんな人が生まれ変わってきて
前世で自分が何もしなかったことの反省の元に
今世では、積極的な行動が出来ないかというカルマを持って生まれている場合が有る

今回の水害でも
東北の一部では、先の津波に重ねて水害に遭われた人達が居る
その人達の中には、積極的な反省の元
繰り返し被害に遭うことでカルマ(業)の解消にチャレンジしている人達も居るだろう

いろんな解決法が有ると思う
津波も何十年かのうちに繰り返し起きることも有れば
川の氾濫も平野部に街が出来ていく以上その危険は有る

以前、震災後に書いたいたこともあり
備前焼でそのモデルを造ったことも有る
海岸の堤防を高くする方法も一つだが
ある程度の高さであきらめて建物自体を堤防で囲ってしまう方法だ
人々が生活する場所を平野部に造るとしても高層化し
高層住宅を堤防でかさ上げした上に作る

海岸線に公費でバカ高い堤防を造る費用より
自然をいっぱい残した環境の中に
堤防に囲まれ高層化した街を造る方が
全体としてかかる費用も少なくて済むかも知れない

現実には、個人の主張も有り不可能に近いだろうが
全体として観るならば、いい方法だと思えるのだ

定期的に災害が起こりその被害額は全体的に観るなら莫大になるだろうし
天災で失われる人の命も激減させることも出来る

このような事例でも3点で考えることが大切なようだ
画像の説明

結局は、すべてに天意が在ると言うこと
正直に言わせていただくなら
今も続いている天災は、天からの警告であり
天罰でも有ると思う

何度も書いているように
地球神、全人類を我が子のように観ている存在からすれば
今、世界を被っている現状は最悪

悪い社会主義思想や
悪い資本主義思想に
支配され、神の願われている方向と逆の方向に向かっている
社会主義にも良い面が有る
資本主義にも良い面が有る

その良し悪しを左右するのは
与える愛で成されているのか
良いことをふれ回っても
奪う愛の気持ちで成されているのか
その思いの方向で神仏の応援の有る無しが決まるだろう

今、全人類の過半数が霊的に観れば地獄と波長が合っているという
要するに奪う愛の方向で生きている
そのような地域や国家に天の恩寵は期待できない

いま、おそらく、天の関心は、選挙という中に顕れているのかも知れない
社会の運命を決める大きな要因は政治だ
その政治家を選ぶ国民にその責任が有る
悪しき政治家を選び続けているような地域には天災は繰り返すことになるのかも知れない
その政治をリードする役目が
本来なら皇室に有る
宗教指導のトップであり
その精神性が不在となるなら神々の恩寵は消える
日本は、祭政一致の国家として繁栄してきたのに
政教分離などと言う誤った無神論者達に支配されてしまった

精神性無く利害のみの相争う社会なら
それは、明らかに獣の支配する社会である
奪い合いの社会である

そのような社会を神は、悲しんで
その因果の流れをみつめ
奇跡を起こし助け船を出すようなことはされないだろう
因果の法則のまま事は起きる

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