陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-09-03

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政府活動資金の集め方

政府が仕事をするためには、お金が必要
その道具としてのお金を造り出す方法は2つ有る

一つは、他国が作った信用の有るお金を集める方法だ
そのお金を借金して借りる方法と
その国の生産する価値あるモノと交換して得られた所から集める方法
たとえばドルだが、自国では作れないので
借金だと国内に無くなれば返せなくなり債務不履行ということになる
そうなると、自国で流通させていたお金の信用も無くなる
そもそも、自国通貨の信用が無いことで外貨が必要となる
今、アルゼンチンで起こっていることだ

もう一つは、自国のお金に信用が有る場合
その自国のお金で市場から借金する方法と
そのお金自体を造り出す方法との2つがある


そのお金をその国が発行する場合、そのお金に対する信用が不可欠だ
信用が無ければそのお金で価値あるモノと交換できなくなる
お金を造りすぎると次第にそのお金の信用は無くなっていく方向に働く
外国と貿易などで取り引きする時に代金の決済が自分の国のお金で出来なくなり
ドルなどでの決済を要求されることになる

どちらにせよ、お金という道具には、「信用」が不可欠なのだ
そして、その信用の中身は、様々なモノが有るが
個人間の決済で考えてみると信用をおけるか否かは理解できるだろう

日本人の国民性を観ても海外からの信用度は抜群だ
その信用度に嫉妬してなのか
自国の信用度を増そうとあがいているのだろうが
ウソの歴史観を諸外国に吹聴してその信用をなき物にしようとする

その信用は、長年の国民の努力でその誠実さ勤勉さで
実績として世界一の債権国としてお金持ち国家となっている
その世界一の対外資産保有国という事実に対する信用は
更に、その国のお金に対する信用を担保してくれているのだろう

日本の世界の中で置かれている立場は、優位な立場にいる
しかし、自国を自分で守れない現状は
アメリカという後立てが無くなれば、簡単にその信用は無くなるだろう
反日政策をとって国家をまとめているような国にとっては
今の韓国のように何らかの言いがかりをつけて日本の富を奪うことも出来るからだ

いつまでも、日本の信用が確保されるという保証は無い
そこで、あまりにも姑息な守りに入りすぎている
その結果、GDPが増えないでデフレ状態が続いている
貧乏になって海外からの観光客が増えるというメリットは有っても
デフレでお金の値打ちが下がっていなくても
チョットした状況の変化で狂ってくるだろう

今こそ、積極的な考え方で未来を切り開く必要が有る
ネズミ講のような公的年金制度の維持の為に税金をつぎ込んでいて
必要なところに血液を回さなければ
すぐに老人のような肉体になってしまう

人体には、血管とリンパ管という物の移動手段が有る
血管は、労働力、活力に関係し
リンパ管は、社会福祉、セーフティーネットに当たるだろう
リンパ管は、筋肉が働いて動いてくれなくては機能しないように創られている以上
本来なら、血管の機能に関するところをメインで考える必要があるのに
現代社会は、
リンパ管ばかりに関心が有り血管を機能的に働かせることをしていない

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そこで、今一度、政府の必要とする資金の集め方
税金と言うことと
お金の使い道と言うことを含めて考える必要が有る
(政府など必要としないようなグローバル企業の考え方もある)
(企業が国家の代わりに取って代わるという考え方で、税金も払おうとしない)

そこで、税金とは、何かという課題が有る
基本は、税金で負担して貰うということだろう
収入の一部を供出し負担して貰うことだ

国民所得の7%を全員が納めるだけで必要な税収は賄えるという
セーフティーネット、所得格差の行きすぎた面の調整は、
その税収の中で手当をして
高所得者に対しては、寄付の精神を喚起させ
国全体が素晴らしくなるような事業などへ投資していただく
政治家、公務員、官僚にお金の使い道を任せるのでなく
経済的成功者達の肌感覚で適切なところに投資して貰うような
そのようなお金の循環が出来るような仕組みを作っていくことです

普通の経済活動なら、要するに価値ある商品やサービスの提供に対して対価を得る方法は簡単だ
しかし、政府が国民に対するサービスは、高速道路等のように比較的に簡単な物も有るが
警察活動や消防活動、役場機能や外交や国防力の問題など
その対価を計算してその価値に見合ったお金を集めることは
個々にやろうとすると難しいために
税金という形で負担して貰うことになるのだろう

基本的な考え方は、それで良いのだろうが
現実の税金の集め方を観ていると
取れるところから取ろうとしているとしか観られないのだ

基本は、負担してもらうという事だが
他に、次の3つの資金調達法が有る

1、税金で取り上げる
2、国債発行などで借金する
3、政府がお金を造る

2と3は、MMT理論に関するところで財政出動を推進するために必要な考え方だ
2は、国民の正しい判断による投資意欲を喚起して、
プラススパイラルをうみだすためにもとても大切な視点で、
長期的な投資を促す必要が有る
3は、戦争など国家存亡の危機の時とか、世界恐慌とか
緊急避難措置が必要な時には、これも有りなのだろう

そして、経済規模が大きくなったり
何らかの理由で市場に出回る「お金」という道具が少なくなると
人体での血液量が減るのと同じなために貧血を起こしてしまう
そういう時には、3の悪寒絵を創り出す必要が有る

それが、金融緩和だ

これが、アベノミクスの一本目の矢であり
これは、前の日銀総裁の時に
幸福の科学総裁が金融緩和の必要性を言っても聞く意味を持たれなかった
日銀が通貨の量を増やそうとしないためにそこで、メガバンクから銀行紙幣の発行させるという打開策も有るということを示された
その後、ようやく日銀総裁も代わり金融緩和したことで景気は回復した
しかし、その後の消費税増税という
総裁も言っておられた、やってはならないことをやってしまったためにストップしてしまった

この事でも分かるように
一番問題なのが、1の新たな税金を創ってでも
取れるところから取ろうとする
まるで、泥棒のような税金である

税金をかけると言うことは
ある意味「ブレーキ装置」であり「罰則」であるので
無意味な税金をかけるべきでは無い

消費税、相続税、贈与税など
ブレーキをかけたり罰則をもうけて良い訳が無いのに
結果主義、片目ばかりで観る秀才達は
それに気がつかないばかりか
新税を色んな所から造り出そうとしている

愚かなことだ

税金にも良い子悪い子普通の子が有ることを知ること
善悪の判断が出来なくて大切なポストに就くべきではない
善悪の判断が正しくできるためには
信仰心が不可欠なのは、言うまでもないことだ



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