陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2019-08-13

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MMTに必要なハンドル・使い方で破綻する可能性

MMTは積極的財政の勧めでは有るが
その使い方を天が見ていることを知らなければならないだろう
何故かと言うと、全ての価値を決めているのは信用だからです
その信用も
自分さえ良ければという自己中の人たちから
神の心を心として観ようとする人たちまで
さらにもっと上まで様々有る

しかして、信用とは、また、あいまいなものであるのも事実
間違ったものを信じると様々なモノの価値が簡単に消えて無くなります


何にせよ、万象万物、全ては信用を背景にして成り立っている

お金も信用を背景にして存在し
そのお金がする仕事も、結果も、信用という形で評価されます

国家のする仕事も同じです
仕事をして何らかのモノを造り出すためには
資金が必要です
国家がその資金を調達する為の方法は、次の3点がある

①奪う ・・・・税金
②借りる・・・・国債・公債
③造る ・・・・印刷・ヘリコプターマネー・国債日銀買取

今の日本では
②と③で金融緩和をして資金を造り出しても
市場に資金需要も無く
政府も使わないために
市場に出て使われていない部分が多く「仮想通貨」のままの部分も多い

国債

この仮想通貨が日銀の各銀行の当座預金としてだけ積み上げられるとどうなるのか
どちらにせよ、その価値は、何らかの仕事をしているのでしょうが
私にはよくわからない

日本の円や債券の信用が下がらないのは、
その資金がそれほど悪い仕事もしていないと思われているのと
現状、世界一の対外資産保有国だということも有るようです
それに、国民性、民度の高さや勤勉さも背景として観られているからでしょう

見た目の政府の借金が1100兆円を超えていると言っても
今すぐ借金の返済が迫られるわけでもない
日銀と連結決算すれば、返す必要も無く
単に政府の通貨発行残高が増えているだけのこと

その資金が仕事をして、日本の経済が成長すれば良いだけのこと
ただ、問題なのは、その資金がその働きをしないで
公的年金制度で消えている事

その年金制度を正しく見ていないで
すでに破綻しているネズミ講でもある公的年金制度に対し
その問題点を多くの人が認識していないからでも有るでしょう

今、MMT理論を使って財政出動を言っている人たちの多くが
その仕事の内容にまで深く考えていないことです
神仏の視点で考えていないせいで悪魔のそそのかしを見破れなくなっている

そのはっきりした例が有ります
「増税して、それが社会保障に使われるなら良いが、それ以外に使われるなら問題だ」
と、いう意見があり、これこそが問題なのだという認識がありません

「ゆりかごから墓場まで」政府が面倒見てくれるのは良いが
それが過ぎるようだと、神仏の願いと違ったものになってしまう
その信用が希薄になってくると
色んな所でそれが現象化してきて、今、それで悩んで蛇行しているのです

信仰心
神なる存在を信じる事が希薄になっているからです
神の存在を完全に無視するのが、無宗教の信者たちであり
その世界観左翼思想を持つ人たちの特徴です

三橋貴明氏、中野剛志氏、藤井聡氏
彼らはぼんやりとは分かっているのでしょうが
本当の意味での信仰心が無いために
宗教をおそらく誤解しているために
悪魔に協力しようとしている所が有ります

その証拠に
幸福の科学という宗教団体が母体の「幸福実現党」の政策に一切触れようとしないからです
三橋氏には一度質問したことが有りましたが
「信用」という言葉をあいまいだから使いたくないという言葉にそのことを感じていました

幸福実現党の政策には、MMTなどという流行りの言葉は使っていませんが
100兆円規模の財政出動の政策もあります
それも、バラマキでは無くきキチンとした成長戦略です
造り出した資金が悪い仕事をし始めるとその反動は必ず来ます

善悪の判断が絶対に不可欠だという事
それも個人レベルでの善悪だけでなく
神仏の子としての善悪が分からなければ
正しい方向にハンドルを向けることは出来ません

そうでなければ、次第に悪路に入り込み動きが取れなくなってしまいます
たとえ、4輪駆動の車でも
4輪とも埋まり込んでは、自力で脱出することは不可能です
そうなる前に、ぬかるみから抜け出さなければなりません

信仰心を取り戻すべきです



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