陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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政府は、自前でお金を作り使う事ができる

現在、お札は日銀
硬貨は、政府機関が作ることが出来るようになっている
メインは、日銀が通貨を発行するのだが
これは、通貨の信用を無くさないように独立性を保たせるためなのだろう

しかし、日銀は言い換えるなら政府の系列会社で有り一体の存在でもある以上
日銀が市場にある国債を買い取れば、借金は消えることになります
そんなめんどくさいことをしなくても、
国債を直接買い入れて資金を政府に渡すことも出来なくないようです
もちろん、お金の値打ち、要するに信用が無くならない限りという但し書きが有ります

政府がお金を必要とする時の調達方法は次の3点です

①税金で集める方法
②新たに作り出す方法
③国債で借りる方法

税金は、公的な事業を遂行するための負担金の部分はあるが
その本質は、ブレーキ装置です
景気にブレーキをかけるべきで無い時には
国債をとおして借りるか
新たにお金を作り出すことも必要になります


国債発行による借金が主流ですが
②の造り出す方法は、いろいろ有ります
日銀に直接買い取らせる方法とか
政府紙幣を発行するとか
政府が造っているコインで新たな高額コインを造る方法とか
色々あるようです

その資金で財政出動をして仕事を市場に発注して景気を刺激することが出来ます
自分たちで作り出せるお金で資金を作ることが可能である以上
景気にブレーキをかけたくない場合には①の方法を使うべきではありません
税金と名の付くものは、基本ブレーキ装置です

造るか?借りるか?取り上げるか?
造る場合、自分たちで創り出す物ですから
その作りだしたモノの信用が無くなり
その価値が地に落ちて使えなくなっては問題ですが
そのお金の信用が無くならないならばどこまでも可能です

借りるという方法も国債の金利は低いままなので、まだまだ使えます

負債の反対側に資産も形成されているからでしょうが
政府の借金が1100兆円以上あっても信用を失うことなく
国債という借金の形でまだまだ、いくらでも借金できる状態です

ただ、今の現状を続けていけばやがて信用を失う事になります

お金の本質は、何かというと「信用」です
ただ、その信用の中身の問題が有るのです

仮想通貨、ビットコインなどのように
その信用を担保しているのが欲にまみれた人達で有るのなら
簡単にその信用は消えてしまうでしょう

この信用を担保してくれる人がどのような人であるのか
神様と同じような認識の元に生きているような人々であるのなら
そんな人達が信用を置いてくれるようなモノであるなら
そのような使い道に使われるならば
そのために使われるお金の信用は、そう簡単には崩れないでしょう
信用が無くならない限り
そのお金を流通の道具として社会の中では使い続ける事が出来ます

ただ、実際としては
政府が神様の如くに使いこなすことが出来るかといえば
そんなことが可能かと言えば、分かりかねる所が有ります

ハイパーインフレを起こしたような国は、
明らかに神とは反対の意識で使ってしまい
簡単に通貨の信用を無くし、タダの紙切れになってしまいます

国債の金利が上昇したり
通貨安にならないかぎり
その国の発行するお金は信用が何とか保たれているのだから
①ではなく②の方法で資金を作れば良いとするのが
MMTです

ただ、今、現実の問題として
このMMTをとおして政府に財政出動を促している人々の
その意識の中に神から見たところの「信用」という概念が無いことです
MMTには、神から見た信用という視点が不可欠であるのです

三橋貴明氏は、それほどでは無いでしょうが
お金と信用という曖昧なモノを関連づけたく無いと言っているように
あまり理解されていないようです

参議院議員の山本太郎氏などは、神なる存在など全く信じていないように見れます
神とは逆のモノの方向に向けようとしています
それでは、今は良くてもすぐにその通貨の信用は無くなります

財務省などは、アクセルとブレーキを間違えていますが
リベラルや左翼傾向の人達は
本当の意味での信仰心が無いために
ハンドル操作を間違える可能性が有るのです

アクセルとブレーキを間違えても大変ですが
ハンドルを間違えたらもっと大変です

一番重要なのは、宗教的感覚が正しく有るのかということです

無宗教が一番問題であり
その代表選手の中国は、MMTを実践しているという見方も有りますが
そのハンドル操作が問題なのです

国力を強めるという所で作りだした資金を使ってきたのでGDPを上げて
今までは何とか保って来ましたが、その強めた国力で
周辺諸国を蹂躙し自分たちの支配が及ぶように画策している所で
トランプなどのように信仰心の篤い指導者からの信用を失い
中国に対して関税というブレーキ装置が向けられています

中国国内でも神からの視点が有りませんから
投資が投機的色合いを濃くしてバブル状態になっています
表面的なGDPの数字を増やしても
健全なる神意に沿った投資なら良いのですが
神の願いから離れた投資は投機的になり仮想通貨と同レベルのモノになってしまっている以上
大暴落する時期は近いのでしょう

忖度と言う言葉が手あかのついたモノにおとしめられていますが
本来は、神様の意志を忖度するのが本道であり
為政者にすり寄り、自分の損得の為に使うモノでは有りません

宗教という言葉も、手あかがついて汚れた部分も有りますが
宗教は、本来、一番重要なモノです



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