陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

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プラスチックゴミの問題

今、海洋に捨てられたプラスチィックゴミが問題になっている
そこで、プラスチック製品を減らそうという運動も起きている

しかし、一番大切な問題を観ていない気がするのだ


そもそも、そのプラスチックゴミみはどこから来ているのかと考えると
以前、娘の送り迎えの途中にやっていたゴミ拾いの体験を思い出せば見えてくる

最近は、時間的な余裕も無く止めているが
山の川沿いの道であまりにもポイ捨てがヒドイので数日にごとにやっていた

止めてから気がついたのだがゴミの量が大きく増えることは無いと言うことだった
分かったのが、大雨が降るたびに道路に捨てられた
目に付くような場所のゴミは水によって川に流れ出ている事

山が海の魚を育てていると言うことだが
山が海を汚している
人目につかない場所でポイ捨てする
独りよがりな自己中の心が海を汚している

確かに、プラスチックゴミ以外のゴミは沈んだりして目に付かないのだけれど
自然に分解されて消えて行くにも相当な時間がかかるだろう
浮かんで眼に見えやすいゴミだけがやり玉に挙げられている
確かにプラスチックゴミの使用量を減らせば現状は良くなるかも知れない

しかし、その自己中の自分勝手な心の問題を可決しない限り
問題は解決しないと思う

私は、備前焼をやっている
その粘土がどのようにして与えられているのか考えると
ゴミの問題も恐ろしくなってくる
備前焼の粘土は、田んぼの地下に堆積した粘土層であり
水の流れによって山から流れ出し寄せ集められた微細な粒子の土達だ

この山に来て
放置林だったところを開発して道を造り
山の形を変えて平地を作ったりした経験から分かる
雨が降るたびに土砂や木くずが流れ出すのを防ぐために
土砂溜まりを作っていたが見事に分類されて堆積するのだ
粘土になるような土も一カ所に集まってくれる
本当にフラクタルなのだと実感した

この現象から考えてみても
確かに水に浮く木くずなどは表面に浮かぶので分かりやすいけれど
ポイ捨てされるゴミは、水に浮かないモノもある
それらは、おそらく海の中で一カ所に集められても居るのだろう
そして、うっすらと土が覆うことで眼に見えないようにされているだけなのかも知れないのだ

その量が増え続けたらどうなるのか
長い時間で見れば、地殻変動で地球の深くまで潜り込み
微生物たちが処理できないモノはマグマの熱に溶かされて処理されているのかも知れないと考えてしまう

アトランティスやムー大陸などに有った文明が
陥没によって壊滅されたという歴史が神話のようにして世界中に残っているが
ゴミの問題も絡んでいるのかも知れないのだ

その文明を担ってきた人達の
神の心をないがしろにしてきた
余りにも自己中心になった人達の心の反作用で
神々の怒りを買い大陸の陥没で幕を閉じらせてしまったのだろうが
これは、ゴミの面にも当然ながら現れてくることでもある

目に見えやすいプラスチックゴミという警鐘で私達の心の闇に気がつかなければ
ムーやアトランティスのような最後が近いのかも知れないのだ

自己中の神意とかけ離れた心が
末端ではゴミの問題として出ているけれど
もっと、川の上流にまでさかのぼって見るならば
日本では、今度の消費税増税の問題が象徴してる

財務省や政治家、経済学者、メディアなどの
余りにも自己中心的、余りにも刹那的な視点で
見すぎているために、間違った判断をして
道路にゴミをポイ捨てしているような事と同じようなことをしているのだ

深く考えなければ、車中で邪魔になったゴミは
窓を開けて外に捨てれば車内は綺麗に保たれる
みんな自分だけの都合でしか考えないせいなのだ

それは、確かに仕方が無いのかも知れない
そもそも、私がゴミ拾いをしなくなったのも自分の都合ではある

消費税増税が発端にあり景気が悪くなり不要不急の工芸品などの消費は落ち込んでいて
うちなどは、ピークが高くなかったので半減で済んでいるが
全国の窯業地の売り上げは軒並み5分の1にまで減っているという

このような記事を書いている原因には、そのことも有って
これ以上景気を停滞させられたら困るからでもある

儲けている業種とそうでない職種とが有る
そうでない職種を切り捨てるという考えも有るかもしれないが

表面に浮かび上がり
目に付きやすい
日経平均株価に上がってくるような大企業、グローバル企業などの成績を重視して
中小零細の企業をないがしろにしていては明らかに国力全体を落とすことになる
国全体の成績、GDPを無視していると言うことは余りにも無責任だ

GDPを増やせない、景気を良くできていないで
政治家や公務員、官僚達は所得を増やしている
実際には、国民所得は平均すれば相対的に減っている事実が有るのだから
減給処分されても良いことなのに
増税と言う形で
自分たちの所得は確保したいという事のようだ

国家の中心で働く人達がこのようであって
国民の自己中の心に警鐘を鳴らすことは出来なくて
マイナススパイラルが起きていると言うことだ

心の復権、神の心を心とした政治や経済が行われない限り
このマイナススパイラルは停められない

幸福の科学、幸福実現党の大川隆法総裁は、自由・民主・信仰の大切さを言われているが
この信仰の視点無く
我々の自己中の悪しき循環を押さえることは難しいだろう


実際のゴミ処理の問題を解決する方法
ゴミが生まれる場所と
ゴミが処理される場所が同じだと良いのではないだろうか
多くのゴミは、スーパーやコンビニで買った物から生まれる

そこで、現在、地方自治体がゴミの集積場所を儲けているが
販売店にもその集積場所を作るという方法も有るだろう

発生場所と処理する場所が同じだと循環させやすくなる
それと、リサイクルを余り言い過ぎないことだ

心の闇の反作用で環境左翼的な意見がまかり通っているが
それこそが悪循環し、蛇行して社会を汚くしてる元にもなりかねないので
ペットボトルなども燃料ゴミと考えることも出来るように
リサイクルにこだわり過ぎないことも大切だろう

燃料ゴミ(発電)・肥料ゴミ・資源ゴミなど
何に活用することがベストなのか
コストも考えながら簡単にゴミを処理する道は有るはずだ



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