陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2018-06-28

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外国人観光客の増加の原因

為替相場の事など難しい物も有るだろうが
シンプルに考えるなら

外国人の収入で日本に来て観光したり生活がしやすくなったということ
国内の物価が下がり、外人の所得が増えているということになる


数学は苦手だが
単純な理屈ではある

ということは、単純に喜んでいてはいけないのだ

世界のGDPを観ても
日本だけが増えていないらしい
海外のGDPは、少ないところでも2倍3倍に増えているらしい
ということは、
日本人の所得が増えずに海外の人達の所得が2倍3倍に増えたと言うことだ

治安も良く、魅力有る日本だ
当然の如く日本に来る人達は増えてくる

もちろん観光客が増えることは良いことだが
日本人が貧乏になっているということだ

日本人を貧乏にしているのが
政府や経済学者、財務官僚、マスメディア

このままで良いわけがない

GDP=国内生産=国民の所得=国内消費支出
GDPと私達の所得とは連動していることを肝に銘じなくてはならない

企業の目的が社会貢献で有り、結果目標が利潤で有ると同じように
政府の目的は社会貢献であり、結果目標がGDPである

企業が利潤を上げられないとするなら
その商品やサービスが社会の役に立っていないことになる
資金や人材を使いながら価値あるモノを産み出していないことになる

政府がGDPを上げられないとするなら
本来、何もしなくても生産性向上は民間努力で成されるのに
官僚や政治家達がじゃまをしていることになる

それに対して国民の認識が、選挙の票がそれに協力していることになる
国民は、自ら貧乏にする情報の暗示から
間違ったカルト教から抜け出る必要があると言うことだ

貧乏神に魅入られているということだ

貧乏神の本質は、嫉妬心、ねたみそねみ、色々あるが
共産主義などは、その代表選手だろう


一番の原因はプライマリーバランスの黒字化
財政赤字が増えているので公共投資を控えている現状が有る

ここに面白い数字が有る
政府の債務残高の推移である

2015年の債務残高は、1872年の 3.740万倍
物価上昇を差し引いて実質が
130年前の約500倍になっていると言うこと

ということは、政府の借金が増えると言うことは
日本国の経済成長と関連している事になる
政府の借金が増えないと経済成長はしないと言うことだ

国債の利払いがどうのこうのというけれど
政府は、借金して支出してインフラ整備や技術投資や設備投資等を行い
経済成長させなければならないのに
政府支出を抑え公共事業を削減し防衛費も削減し
緊縮財政をやっている

細かいこと詳しいことは知らないが
その発端を作ったのは、小泉政権下の竹中平蔵氏のようだ
他にも東大の経済学者も居る
TVに良く出ている経済学者達に多いようだ

その暗示から、早く解放されなければ
どんな状況が待ちかまえているか・・・



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