陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2017-10-30

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累進課税について

今まで、累進課税を余り評価していなかったというより
余り考えることをしないで、努力に対するブレーキのように感じる面も有った

しかし、税金の制度の進化過程の途中では必要なことのように思えてきた


多く稼いで収入の多い人たちから、より多くの税金を納めてもらう形だ

確かに多くの収入を得ると言うことはそれぞれの努力もあるので
より多く稼ぐことに対して税金額を加算すると言うことは懲罰的に感じる面も有る

しかし、多くを稼ぐ過程で
公的なサービスをより多く活用できたという側面もある
その視点を多く見るならば、活用した分として余分に負担してもらうのは妥当ではある

ただ、もう一方の考え方に
誰であれ収入の10%だけを平等に治めてもらおうという考え方も有る
収入が少なければ減免という制度もあるが、これを廃してしまおうというのだ
全員が収入の10%を払い、それで低所得の人には福祉政策として別途に考える方法だ
誰かが試算したようだが、これでも大きな税収増につながるらしい

更に考え方として更に加えると、こんな考え方もある

松下幸之助が言っていた、無税国家論だ。

石油などの資源が多く産出されている国家では、それに近い国もあるようだ
そこから考えを広げてみると
その国の経済力の強さの中には、地下資源もあれば
人的資源もあるはずである
人的資源を数字に置き換えることは難しいかもしれないが、
当然ながら地下資源と同じような考え方も出来るだろう

もちろん人的資源を活かすためには制度の問題もあるだろうし
人が産み出してくれる資源とは何かという問題もあるだろう
しかし、不可能では無い

税金の考え方には、色んな面が有り
使い方、集め方には無限の可能性がある

社会とか国家を考える場合に避けて通ることの出来ない問題だが
今の現状は、集め方も使い方も
あまりにひどすぎる



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