FrontPage/2016-07-12
政府の出すべき結果目標の明確化
結果目標とは、具体化した結果出てくる数字です。
陰陽の陽の部分であり、誰の目にもハッキリと見えてくる部分です。
ここをハッキリさせておかないと、それまでの行為の何が良くて何が悪かったか見えてきません。適切な対策も難しいものになります。
もう一つハッキリ認識しておかなければならないのが陰の部分の「目的」です。
そもそも何のためにその仕事をやっているかと言うこと。
その仕事が社会の為に役立つと思えるから情熱を持って取り組めるのです。
「愛ゆえに」といっても良いのでしょうが、「お役に立ちたい」という思いが具体化されて、それが具体化されてどのような成果になったのかと言うことです。
企業で言えば、出すべき結果目標、その成果は「利潤」です。
その利潤が更なる愛の思いを具体化させ発展拡大させてくれます。
では、国家におけるそれはどのようになるでしょう。
政府がやるべき仕事は、思いに置いては同じく「愛ゆえに」とか「お役に立ちたい」(陰)でしょうし、その具体化の過程で色んな結果が出てきますが、数値として現れてくるもの、その出すべき結果目標とは何でしょう。
そのハッキリ数値として見えてくる陽の部分は、企業の利潤と同じように見るならば「GDP」ということになります。
国民総生産の総額ですね。
国内で動いたお金の量です。
国内で動いた商品やサービスの総額です。
その価値ある商品やサービスが循環していると言うことは
国民の生活が豊かになり、その給与も増えて、その生活を守る事になります。
結果として「生活保護」とか「社会保障」など政府に頼らなくても大丈夫になってきます。
政府が出すべき結果目標、数値目標は「GDP」を増やしていくことです。
しかし、日本の今の現状はどうでしょうか
アメリカイギリスフランスなどでもこの25年くらいで2倍から3倍にGDPを増やしているのに日本は横ばいです。
GDPが増えずに政府の借金(国民の借金ではない)が莫大な金額に膨れあがっています。
この数字が示している現実は、いったいどのような事実を表しているのでしょう。
明らかに何かが間違っているのです。
この間違いに気がつかないようなら
政治家は辞めるべきだし経営者の資格も有りません
国民も、その国家の従業員たる資格も無いでしょう。
ハッキリ言うなら
「生活保護」とか「社会保障」、要するに福祉の充実を政府のやるべき結果目標に入れているのです。
これを結果目標に入れていると、この陰陽の循環が起きてきません。
政府が福祉や補助金や交付金で国民に賄賂を配るために借金を繰り返し
その資金調達の為に増税しばらまいて政権維持を図ろうとした結果です。
出すべき結果目標を見間違えているのです。
陰と陽、この2つをハッキリ見なければなりません。
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