陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2016-07-05

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共産党の投票依頼

今日、電話で共産党の方から投票依頼の電話が来た
内容は、大企業や富裕層への課税強化で財源を造り
結局は、社会を素晴らしいものにしようということのようだ。

正直、直にその内容を聞いてショックを受けてしまった
本当にそう思い込んでいるのだ・・・・・

彼らも原則、世の中を良くしようと思ってのことなのだろう
しかし、私の判断では逆の道ではないのかと思ってしまうのだ

我が家は、どちらかというと裕福ではない
陶磁器の市況も有田は5分の一
信楽焼は4分の一
我が家も2分の一に落ち込んでいる
陶材屋さんによると、とても良いほうだと言うのだから
おそらく、備前もほかの窯業地の如くであるだろう

我が家の場合、昨年無理して作った窯が
窯変がたくさん出せるのに
これまでの登り窯に比べて5分の一以下の薪代で済むようになったことも
運を良くしてくれている

どちらにせよ、裕福とは程遠いけれど
大企業や富裕層から税金を取り立てて世の中が良くなるわけがないことは理解できている

大企業には、さらなる投資や、富裕層には、さらなる消費をして
社会により良き商品やより良きサービスが流れていくように
先陣を切って購買者になってもらわなければなりません。
そうやってGDPを増やしてもらわなければならないのです。

政府、公務員がするべき仕事は、その結果目標はGDPを増やすことです
その手段としていろんな仕事が有るのに
その手段(社会保障・福祉)が目標となり、本来の目的である「国民の幸福を願う」という愛の思いから遠ざかっているのです。
その原因は、バラマキ(賄賂)です。
国民の支持を得るため、票がほしいためでもあるのでしょうが、どうしても国民に対する「善意」「友愛」「やさしさ」の押し付けをしてしまいます。そうして、社会を腐らせていきます。

官僚が、政治の力で強引に奪い取り、
公務員の裁量でその資金をばらまいていたのでは、国民を甘やかすばかりで
より良き商品やサービスを生み出そうと努力して
その成果を出している人たちの足を引っ張るだけです。
そんなことで景気が良くなるわけはない。

景気が悪くなれば、税収が減る。
ということになると
国防、インフラ整備、未来産業の育成だけでなく
セーフティーネットすら引くことが難しくなる。

福祉や社会保障どころではなくなるのだ

こんな簡単な理屈が分からない
そんな政党に票を入れる人たちもいるということはどういうことだろうと考えると正直暗い気持ちになってしまう。

結局は、嫉妬心なのだろう。
優しい気持ちで恵まれない人たちの力になりたいという思いが有るのだろうが
まさしく「地獄への道は善意で舗装されている」ことを日本共産党と親和性を持つ中国共産党が証明してくれることになるのだろう



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