陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

現実・事実・真実

現実・事実・真実

私たちは、真実はもちろんのこと
事実を確認することをも忘れ
現実の中で翻弄され生きている
現実ばかりを見て
ただ反応ばかりで生きている

目の前に展開する現実に振り回され
チマタに流れる風説ばかりを心に刻み
事実を見ることすら忘れ
真実からも遠く離れていくのが私たちだろう

現実には、環境の中で染まっていくのが私たちなのだ
どんな人であれ、環境の暗示にかかり、洗脳され
その国の、その地域の、その時代の人となる

アメリカ人はアメリカ人として
日本人は日本人として
中国人は中国人として
北朝鮮人は北朝鮮人として
それぞれに暗示の元にそれぞれの正しさを主張する

愚かなるは人間なり
その愚かさから離れるためには
やはり、向上心と正しき心の探究
努力して世界を正しく見る必要がある
現実だけを見るのでなく
現実の中から、事実を見ようと努力し
事実を積み重ねることで真実を探し求めるべきだろう

現実から事実を見、真実を探る道は
真善美の考えとも一致する
現実には、美を求め
事実として、善を探り
真実として、真理を求める

この段階を登ろうと常に努力する姿勢こそ人間にとって大事なのではないだろうか
その探求の道を怠けるならば
衆愚の徒としての人生で終わることになるに違いない

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