FrontPage/2025-06-06
量子の世界と論理の世界
量子の世界では、人の観測によって波動が粒子となるという現象があるという。
人の意識が現実に影響するということ。
これは、量子もつれとも関連するのかもしれないし、有名なシュレーディンガーの猫という思考実験とも関連するのかもしれないが、次の図表とも関連することなのかもしれない。
人の営み、日々の活動を論理的に見ようとすれば、この図が役に立つでしょう。
世界を見て、思って、行動して、結果が出る。
この循環を繰り返し社会が成り立っている。
粒として、現実として現れている現象は、実際の行動によって左右され、その行動は当然ながら思いによって影響される。
その思いは、その人の思想哲学、世界観によって決まって来る。
この流れには時間的な流れが有るように見えるけれど、この3つの要素は同時に存在し、瞬時に影響しているのかもしれない。
世界観が変われば、現実も変化する。
環境や人の観方、そして、その認識が変われば現実も変化する。
霊的世界、ある意味、超ミクロの根源の世界の法則は、このことが瞬時に起こるけれど、この3次元世界では、それが緩やかな時間を含んでいるように流れているだけかもしれない。
ここに、神さまが、このような世界を創られた秘密があるのかもと思ってしまう。
本来であるなら、唯心論、観念論「思い」が同時に意識されなければならないのだが、世界観が唯物論に固まると、現実の「行い」に意識が集中してしまう。
そこでは、今だけ、ここだけ、自分だけに視点が行き、結果にだけこだわるようになる。
これは、ある意味、魂の未熟さを表すことでもあると思うが、その魂の成長を願う親たる創造主の意志の現われかもしれない。
「真理」の世界認識が大きな影響を与える以上、真理の獲得が神仏の子である人間として成長していくためには不可避な条件だろう。
この真理を見ようとしない意識にとっては、その時々に現れてくる課題の観方も揺れ動く。
そして混乱を起こし、滅びに至ることもあるだろう。
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