FrontPage/2024-12-11
もっと税制を簡素化し、国民負担率の上限を
103万円の壁とか、何々控除とか、とにかくややっこしい税制があり過ぎる。
正直言って難しい。
難しくしている背景には、少しでも税収を増やしながらも、国民の不満が出にくいように工夫している政府官僚の姿が見える。
原点に帰り、そもそも「税金」とは何かという所から入るべきだろう。
集める側は、何とかして多く集めようとする。
そこから収入を得たり、その資金を分配したりして、自分たちのやっている仕事の価値を高めようとする。
ようするに、自分たちの権益を増やせるようにすることで、自分たちの取り分を増やそうとする。
政府、官僚、公務員たちにとっては、より多く国民の為に働きたいという思いから、できるだけ予算は多いに越したことはない。
結局、国民には、政府からの援助を欲しがりやすく、政府は、与えたいという思いがあるのだが、この政府の支援、助成にも、国民の求めている要望の中にも、良い子、悪い子、普通の子があるということ。
その連鎖がプラススパイラルを起こすモノ、逆にマイナススパイラルを起こすようなものも当然有る。
どうしても、リベラル、左翼的な思想で見ていくなら、マイナススパイラルを起こすようなものになり易い。旧ソ連などの共産主義社会では、良かれと思いやってきたことが、経済成長に結びつかず、逆に民度の低下を生み出し、経済を低下させるような力になってしまった。
簡単に整理するなら、国民の仕事の総合計がGDPとなり、その中から政府官僚が税金として集め、彼らが仕事として、その資金を活用することでより良い循環が起こるように工夫をする為のモノが「税金」の根本的な意味だろう。
その仕事には、国防とか治安維持とか防災とか、企業活動のようにその価値を金額として表せないモノも多くある。
その為に、国民が一定の拠出を行い、その仕事を支える必要がある。
しかし、現状は、なんでもかんでも政府にやってもらおうとする。
一般国民、企業の仕事として、利潤を上げながらサービスを提供し、更に工夫をしていくという形ならプラススパイラルを起こす循環も生まれるにも関わらず、企業などが、その仕事のサービスや製品で多くの利益を稼ぎ出すということに反発を持つ人たちも多い。
このようなリベラル、左翼的な大企業に対する嫉妬心から、企業の法人税は上げても良いが、国民の所得税は減らすべきだという考え方になる。
でも、考えると分ることだが、法人の所得も労働者、国民の所得も、結局は出どころは同じである。
結局、人々が働いて稼ぎ出しているモノであり、その資金が、投資家、資本家、経営者、労働者に分配されている。
その分配が旨く行われていないことと、国家全体としての仕事に必要なモノに対する支出もある為に、政府官僚が介入して税金として集金しようとする。
要するに、パイの奪い合い、取り合いだけになり、そのパイの力を活かしてより多くの生産力アップにつなげていく力となっていない。
今、国民負担率は5割に近づきつつある。
政府官僚に、良かれという思いが元にはあるのだろうが、様々な矛盾がそこには在る。明らかにそちら方面に取り上げすぎとなっている。
民間企業でもやれるような仕事を政府官僚が行い、非効率な仕事をして資金の消耗だけに貢献し、国民の為の仕事にはなっていないことが、悪循環の元にはある。
参政党の主張に国民負担率は30%くらいにとどめるべきだというというのがある。大川隆法総裁の教えには、霊的視点から言っても10%までに抑えるべきだということもある。
政府官僚組織が、とても優秀で、馬鹿で愚かな国民に、その稼ぎ出した資金を任せていては、ろくなことが無いとでも思っているのだろう。
金持ちだけが恵まれ、一般の国民は不遇をかこっているから、自分たちが優秀な頭脳を活かして、国民を守るべきだとでも思っているのだろうか。
このような考えをしているのが、DSでありグローバリストたちである。
左脳的にだけ優秀な人達であり、人々に良かれという美名に酔い、自分たちの権益を増やす方向に進んでいることをぼやかしている。
その極端な者は、戦争屋というか、世界の秩序、民主主義を守ろうとして、他国に政治介入し陰謀を巡らせ革命を起こし政権転覆までしようとする連中までいる。
結局は、自分たちの取り分を増やそうとする邪心が引き込んでいる魔界であろう。
今、その魔界が世界に広がっている。
闇の勢力は、その集めた資金力で政治家、官僚たちに影響を及ぼすだけでなく、大手企業の背後で株主としての影響力を活かす。大手メディアは、スポンサーとして支配され、ニュース報道でもドラマでも影響され、国民を洗脳しようとする。
今という時代、それを阻止すべくトランプやプーチンが動いている。
聖書にハルマゲドンという最終世界戦争のことが記されているようだが、まさしく、今、そのことが起きているのだろう。
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