陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2024-11-18

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蛇行する価値観

兵庫県知事選で斉藤氏が勝利したことがようやくNHKでも報道された。
多くの人が、メディアの報道を受け、マイナス評価からプラスに変化した結果だ。
大手メディアの発する常識から、SNSなどで個人メディアにある情報が切り込んで得た勝利だった。


今回は、立花氏の功績が大きかったのは事実。
彼の小さな事実を知ることから始まっているけれど、大きな事実としてのマスメディアの報道があって誤解をしていたのも事実。
私の誤解も県民局長と言われる人の自殺という事実が根底にあった。
ただ、その自殺という事実に対する現実に対し、複数の事実が有ったこと、それも事実のようだ。
この現実と事実には、現象面と心象面がある。
では、真実はどうだったのかということ、この探求が問題として有る。
その心象面にどのようなモノが写っているかは、理屈を超えたものが有る。これが、とても難しい問題であり、一度刷り込まれた風景を塗り替えることは難しい。
現象的には、斎藤氏=悪者?という心象を私たちに与えた。
現実と事実、そして真実に至るそれぞれの認識は、人間の数だけ存在していることも現実であり事実でもある。

この兵庫県知事のことは、日本の問題だが、世界の政治の中で、アメリカの大統領選挙にもフラクタルとしてある。
ここでもアメリカ国民の心象風景を変えるのに苦労が見える。
大手メディアの報道では、操作の中の一つとして接戦を報じていたが、私たちの認識では、圧倒的トランプの勝利をイメージ出来ていた。
現実は、確かに圧倒的勝利だったけれど、それでもアメリカが二分されていたと報じる根拠も演出できる。
しかし、前の大統領選挙で見ても、1000万票という票に出所不明な所が有り、選挙違反が有ったという論拠にもなっているという。バイデンのラリーとトランプのそれと、参加する人々の数を見ても雲泥の差があった。それでも、バイデンは史上最高の票数を獲得した。その票に偽物が混入された可能性が強そうだ。今回のラリーでも、ハリスの集客数は、トランプのものと比べようも無いが、報道でそれを隠すことも出来る。

現実・事実・真実で掘り下げ真理を探ることの大切さを、ここでは言っているが、現実と真理をつなぐことの難しさは、心の不思議さを考えると、更に思い知らされる。

斉藤氏もトランプ氏も人の子、大衆たちと同じように揺れ動くことも有るだろう。反対勢力に攻め込まれるようなスキ、欠点も有ったのかもしれない。そんな中で、神仏の価値観にかなった判断と行動を維持できるのかは、今後の課題としては残る。

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