陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2023-04-11

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悪循環の末路

悪循環が蓄積され私たちの生活を脅かしている
それがどこに蓄積され表面化してくるのか
悪循環は、必ずどこかに吹き溜まりを造る
最終は、あの世で地獄に落ちることになるのだろうが
その前にこの世で地獄が展開することも有る
様々な犯罪も起こり、経済に関わる問題も噴出するだろう


色んな犯罪や経済問題が表面化したところで
反省することが出来れば、その課題はクリアしたことに近いのだろうが
そう簡単ではないようだ
反省できるためには、その因果関係を知らなければ出来ることではない

良い循環であっても、それが拡大し再生産を起こすためには常に押さえておかなければならないところが有る
愛(与える愛)の問題だ

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簡単に言うなら、「なぜ」の所
ここには純粋な「お役に立ちたい」という道徳的な思いが満たされている必要が有る
人間という、動物性を超えた存在に与えられている「本能」だ
もちろん、意識はしていないだろうが動物にも有る
なぜかと言えば、それが存在意義でもあるからだ
お役立ちの中身はそれぞれに違う

ところが、ここに違ったものが入る
悪い愛、奪う愛だ
その原因は、自己を中心にして結果を求めるから
そこでお為ごかしとなり、ここで一生懸命に愛を演出しようとする
人々に受けの良い政策など、善意をアピールする
この奪う愛が常態化して悪循環を起こしてきた結果が、今、日本の置かれている状況だ

もちろん政治のことを言っている
MMT論の効果か、財政出動を提唱する人も多くなってきた
緊縮財政の問題は大きいけれど
今、1000兆円を超える借金をして、毎年数十兆円の税金を集め
国家が運営されてきたのに経済は上向かない現実、事実が有る
緊縮財政だったとは言えない状況だ

この原因は、「なぜ」の所で与える愛ではなく
何らかの奪う愛を実践してきたからだ
国家の政治で言うと分かりにくいけれど
家庭レベルで考えれば、わかりやすいだろう
今までどんなことをやってきていたか解かるだろう

その家のジジババが裕福で、その財力から子や孫に支援をしているようなものだ
色んな金品を与えるのだが、その与え方が悪ければ子や孫たちの勤労意欲を削ぐようなことも有る
逆に知恵を活かし工夫をすることで子や孫の応援が出来る
ヘタな与え方をすればするほどその力を削ぐことにもなる

全く応援しないのも問題だが往々にして与え過ぎる場合が多いだろう
このジジババと子や孫との関係が国家と国民の関係と似ている
民主主義の欠点でもあるが、選挙ということが絡むと
どうしても与え過ぎることになる

的を得ない与え過ぎだと子や孫が腐ることは想像できるだろう
まさに、今の日本は、その優しさで社会主義国家になっている
歴史が証明するように自助努力の精神を失った国家は滅びていく
大きな政府は、その優しさという仮面の中で衰退していく

大きな政府は、財政が破綻しているのにさらに与えようとする
MMT理論まで使って国民に与え過ぎる
そして、国民は国家に頼り貰い過ぎようとする
なんでもそうだが、与え過ぎて、頼りすぎて良いことにはならない

画像の説明

国民総家畜化計画でも有るかのようにばら撒かれる
その資金のために、借金の膨らみ過ぎはさすがに気が引けるのか、
増税を計画する

政府も国民も「奪う愛」という悪い「思い」で生きる限り、この悪循環は止まらない
政府は、票を得ようとして
国民は、お金とか何らかの利得を得ようとする
要するに、票をお金で売買しているような選挙違反が常態化していることになる

人々が、政府も国民も目先の結果に踊らされているなら、そこから価値ある生産物が生まれるはずもない
その結果が、長期の経済停滞と借金だ

その流れを変えるためには、自助努力や勤勉の精神
それぞれが、それぞれの場所で与える愛を考えるべきだ
愛、優しくあろうとして、肝心なモノを奪っていないか
愛の発展段階説という教えが有るが

https://www.youtube.com/watch?v=cpTI4DmZSL0
愛の基本は、与える愛であり、生かす愛であり、許す愛、存在の愛、救世主の愛が在る
愛ともいえない溺愛や見返りを求める奪う愛では
子や孫を国民をダメにしてしまうのは必然だ

「地獄への道は、善意で舗装されている」とは、よく言ったものだ



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