FrontPage/2023-04-06
財政出動
少子化問題でも、その解消のために積極的に財政出動が求められている
MMTで言われるように財政赤字が増えてもそれほど問題ではないけれど
もちろん、その前提が有る
財政出動にも当然ながら良い子悪い子普通の子がある
その判定は難しいけれど
悪い使われ方をすれば、使われる程度に応じて、その悪影響が広がる
そこでの借金は悪い借金となる
その反対に、良い使われ方をすれば、色んなところに良い影響が出るだろう
良い使われ方をするのなら、国の借金がどれだけ増えても問題は無いだろう
なぜなら、その好循環は財政赤字を消していく方向に働くはずだ
結局、良い借金である
この良いか悪いかの方向性の違いは、判定が難しい
難しいために、同時に考えておかなければならないのは、財政均衡だ
MMTで財政破綻はしないといって深く考えず
公務員の給与を上げたり
バラマキのように無制限に財政出動するなら悪い財政出動となるしかない
フラクタルの森特有の考え方かもしれないが
両目で見るべきなのだ
この両目とは何かというと、「積極財政」と「財政均衡」という両目で見る事
この両目を開けておく必要が有る
「緊縮財政」という感じでは見る必要はないと思われる
これは間違いだと思う
なぜなら、国家も家庭も個人も成長していくという方向性が有るからだ
成長し幸福になって行く義務が有るからだ
個人レベルで考えても、家計をケチられ緊縮家計の中では心も頭も体も成長させにくくなる
家計が苦しくて資金が不足するなら借金をしてでも投資して欲しいものだ
しかも、政府には通貨発行権も有る
国民から借金しても、その借金が国民に良い投資となってリターンされるなら
国民所得も増えるようになるし、GDPが増えれば自然に税収も増えるし良い循環が起きる
結果として財政赤字は減り始め、財政均衡は実現する
その好循環を維持できれば、要するに政府の仕事が、その投資事業が成功していることであり
これが繰り返し成功していくならば、その収益拡大したたくわえを運用しさらなる良い投資をすることで政府の資産を増やし、
松下幸之助氏が言われていたように「無税国家」も夢ではない
https://www.youtube.com/watch?v=G2_K3kCuuEk
すでにそれに近づいている国も有るという
シンガポーも政府系ファンドの成功で税金が安いという
要するに、政府の支出は国民に対する「投資」だということ
政府は簡単に借金出来るのだから良い投資をしさえすれば良いだけのことだ
ただ、むやみに借金をして甘やかすことには問題が有るということ
借金をして投資に向けるのであるなら、その使い道を間違えないようにしなければならない
その為に両目を開けておく必要が有るということ
では、両目で見て間違えないようにするために何が必要かというと
くどいけれど「信仰心」だ
信仰心といっても判らないだろう
どうやらMMTを言っているような人たちには、神仏を本当には信じていなそうだからだ
神仏、創造神がわからなければ最善最強最大のジジババの視点で考えることだ
最高のジジババは、優しさも最高で厳しさも最高だろう
全人類を我が子や孫のように見れる人の視点で考えることだ
たとえば、ベーシックインカムを言う人たちがいるが
自分の子や孫にそのような環境を与えたいと思うだろうか
良かれという思いで言っているのだろうが、働かなくても生活できるような社会環境が本当に理想的なモノだろうか
例外はもちろんあるとしても、絶対にそのような社会を与えたいと思わないはずだ
そう考える背景には、何らかの目論見が腹の中に有るはずだし
本当に子や孫のことを考えてはいない
少子化問題だけではない
いろんな経済活動の支援にしても
やるべきではないモノも多いようだ
その間違ったお金の使い方をこれまでしてきたおかげで
経済成長できず社会のモラルも低下し加速度的に最貧国に落ちようとしている
まだ、先人が積み上げてきた信用という価値が日本に有るために維持できているが
信用は、ちょっとしたキッカケで崩れるだろう
その崩れ方はどうであるか想像できないけれど
自国通貨建てでの借金が出来なくなれば、財政破綻への道は近いだろうし
そうなる前に、銀行の信用不安とか取り付け騒ぎとか
世界が不況に落ち込むと、先の大戦で日本を戦争に引きずり込んだように
アメリカがウクライナでやっているように
景気刺激のつもりも、国内政治の失敗をよそに向けさすためにも色んな工作をするだろう
要するに戦争が広がるということだ
中国、朝鮮半島の反日教育が行き届いた国にとって日本という国は格好の的になるだろう
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