陶玄郷

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FrontPage/2023-01-21

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二つの意見

ウクライナ問題
日本を含めた西側諸国は、ウクライナを徹底的に支援するつもりのようだ
その結果、何が起こることになるのか考えているのだろうか
そもそも、ロシアが一方的に悪いのだろうか
いや、違う

上白紙の

画像の説明


プーチンはウクライナの軍事作戦に躊躇していた
その作戦以前に東部の親ロシア住民からの編入依頼を拒否していた
その間、1万数千人のロシア系住民がミサイルなどで殺されていた
更にNATOにウクライナを加盟させる動きが強くなると同時に
東部地域への大規模攻撃が計画され実施寸前だったとも聞いている

要するにプーチンが動く前から紛争は激化していたようだ
ミンスク合意とかいうものも有ったようだが
それは守られていなかった
守らなかったのは、ウクライナの正規軍の中にいたネオナチグループだ

じわじわとロシアは追い詰められていた背景には
アメリカやイギリスのグローバリスト、ネオコン、ディープステートたち
の動きが有る

ここで考えなければならないのが
冒頭に挙げた図で考えることだ
ウクライナの正しさ(ウクライナ国民の正しさ・ゼレンスキーの正しさ)
ロシアの正しさ(ロシア国民の正しさ・プーチンの正しさ)
そして、NATO・アメリカの正しさ(国民の正しさ・バイデンの正しさ)
更に、それらの背後にある金融資本家たちの正しさ
どの正しさの中にも、必ずあると思う
どちらに転べば、自分が得することが出来るだろうかという正しさだ

要するに、様々な正しさがぶつかっている

日本の特にNHKの正しさは、単純にウクライナ国民の正しさに寄り添おうとしているだけだ

これら複雑に絡み合っている正しさを調整できるのは、主たる神だけだ
全人類を我が子と認識している創造主だけだ

仮に、神なる存在など信じることが出来ない人であっても
イメージすることは出来るはずだ
色んな正しさを主張している我が子が居るとして、
さて、どの正しさに重きを置いてあげることが出来るだろうかと考えればよいことだ
無視すべきは無視するべきだろう

プーチンが軍事作戦を起こすに至った経緯には
おそらく、このような判断はあったはずだ
それでも、一般のウクライナ国民の死者も、ロシア系ウクライナ国民の死者も軍人たちにも、多数の死者が出て、彼らの正しさとは反対のものを選択した。

プーチンの考えている正しさ、ロシア国民の正しさを一番に考えて行動に移した
行動に移さなければならなかった

日本の元自衛官で戦略研究などしている人の意見などにも有るが、
先に日本が追い込まれていった大東亜戦争と同じ構造が有るという
アメリカとの戦争に勝機は薄く、短期決戦で早い時期に手打ちに持っていくしか勝つことは出来ないという意見だったという

しかし、はなから、アメリカにはその気は無かったようだ
その証拠にもなるのだろうが、戦争前から日本に原爆を使うことは決められていた(当時の人種差別も背景には考えられる)
決めたのはルーズベルトだ
日本を開戦に踏み切らせ、真珠湾攻撃をさせて、不意打ちという汚名をかけてアメリカ国民の意識を戦争に引きずり込んだのもルーズベルトだ(奇襲攻撃でなかったという証拠も出ているようだ)
そして、恐慌後低迷していた国内経済を立て直して偉人の仲間入りをしたようだ

このルーズベルトをれいわ新選組の山本太郎氏は尊敬していると、彼自身が言っている
あまりにも表面しか見られない政治家の代表だろう
表面しか見ていないから、表面しか興味のない国民の人気を集めることが得意なようだ

今、ウクライナ紛争の表面に浮かび上がらせられているのは、ウクライナ国民の悲惨さだ
日本のメディアはNHKをはじめ、これだけだ

おそらく、プーチンは、ここまでNATOはじめ西側の指導者たちが偏った見方を維持するとは考えていなかったのだろう
それぞれの正しさをすり合わせて行けば、落ち着くべきところに落ち着くはずだと考えていたと思う

ここで私がよく考えることだが、最悪どういうことになるのか
山の中で焚火をして、その火を消す時に、簡単なのは
水をかけるか、土に埋めてしまうかだが、
水もスコップも無い状態で、どうすれば山火事を防げるかを考える際に
逆から考えることをする

逆にどうすれば、この火の気が残っている状態から山火事を起こせるだろうかと考える
ポイントは、風と、燃える材料だ
どんな風が吹こうとも、火の粉が飛んで行ったり、落ち葉などが吹き寄せられたりしないような状態にする

ただ、後、心配なのは誰かが人為的に火の勢いを強めようとすることだ
火と燃料になるものを持ってこられたら、この場合はどうしようもない
水をかけようが土をかぶせようが無理だ
その誰かに悪魔が入り込み操られるようなことが有れば無理だ

山の焚火の場合は、そんなことをして、山火事を積極的に起こそうとするケースはほぼないだろうけれど、歴史上世界で起きていることは、知れば知るほど信じがたい構造を示している

自分で火をつけて回っている
その動機は、自己中で儲け主義
要するにDSやグローバリスト、ネオコンといわれる人たちだろう
もちろん、それらを支えているのは
私たちの中の、個人主義、結果主義の中でも
他者の正しさを考えようとしない、自己中の考え方だ

ここに至ってプーチンはどう考えているだろう

アメリカ、NATOの求めている正しさは想像できるはずだ
DS達の正しさも想像できるはずだ
その正しさに従えば、この戦争は終わる
ただ、どういう未来が来るのか、当然、想像できているだろう
ソ連解体後起こったような混乱(ロシア人の平均寿命の低下・ロシアの地下資源の合法的な収奪)が待っているかもしれない

その逆でプーチンも頑張りロシアも頑張り、西側のウクライナ軍事支援を頑張れば、戦争は長引くしかない
ロシアの軍事力にも限度が有る
核兵器を使わなければ勝てない状況が出てくる
その時、小規模な戦術核を使えば西側はどうするか
ロシアが核兵器を使ったということで、NATOとの全面戦争になれば
エスカレートするしかない

もし、プーチンが失脚するか殺されるかすれば、プーチンほどの指導者は居ないだろう
ロシアは、以前のように解体されハイエナのような人たちの餌食になるしかないか
もしくは、愚かな指導者が現れて、積極的に核兵器を使うかもしれない
その可能性の方が強いだろう(ロシアは最大の核兵器保有国)
そうすれば、世界は終わる

どうやら、バイデンに何者かが入っているのかもしれない
ロシアに核兵器を使わせ火の手を広げたいと思っているようだ
西側の指導者たちの多くには、山火事を鎮火させようと思っている人は少なそうだ

今一度確認するが、プーチンにウクライナを占領して領土を広げようなどという野望は無い
ウクライナのロシア系住民保護と自国の自衛のために戦うしかなかった
そんな軍事力も経済力も無いというのが軍事専門家たちの意見だ

天から、それぞれの正しさを見ての結論ではないだろうか



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