陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2022-11-21

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一番大切なこと

人として生きる上で一番大切なこととは、何かを考えてみる
もちろんフラクタルの森的な切り口である


往々にして、目に見える成果のほうに目が行くけれど
論理的に見ても重要なのは、「思い」のところ
次の図の「なぜ」のところ
「設計図」のところであり、動機のところです
粘土で作られる器でもこれが無ければはじまりません
もちろん、ほかのところも重要です

この「思い」は、陰陽的に見ると右脳的なところに当たります
実際の脳でどのように機能し作用しているのかわかりませんが
構造的に見ると右左脳と左右の眼が無限大マークのようなつながり方をしていますので、おそらく一体として働いているのでしょう
ただ、総合的に見ると、分担としては「思い」は左目に当たり
とても霊的なところです

ここは、言い換えると「なぜ」です
あなたは、なぜ生きていますか?なぜ仕事をしますか?
なぜ、企業は事業を継続するのですか?
どのようなことでも「なぜ」を何度も繰り返して考えなければ
本質的なところに至らず、どのようにしてどうしたいのかという手段や結果のところで停滞しがちです
どのようなことでも、この「なぜ」を繰り返さなければ本質が見えてきません

現代社会は、世界中、どうしても、この循環の中で結果を中心に見る傾向があります
要するに左脳的な部分が活発になり、右脳的な部分は後追いのような状態になるようです
現代は、左脳的な(知性・理性)が中心になり学歴偏重が進んでいて右脳的なもの(悟性・感性)が置き去りにされています
そのために世界は蛇行していると考えるのがフラクタルの森です

論理的考察

企業の目的とは何かと問いかければ結果目標である利潤のことを言う人が多いけれど、考えれば分かることで利潤という成果を生み出す原因を創ることが一番大切です。
政府の仕事でもそうだけれど、何かに貢献できなければ意味をなさないのに、表面的な受け狙いばかりに終始しがちです。
ただ、両方とも片方ばかりを見てしまいがちです。
そのために表面的なところで蛇行しています

この陰陽両面を観ることは難しいようです
これは、進化論を例にとればよく分かります
進化論を課題(なにを)に入れます
そして、進化という結果(どうなった)が出てきます。
それらをつなぐのが方法論(どのようにして)ですが、ダーウィンの進化論には、その前に必要な思い、動機(なぜ)が無いのです。
この進化論は、環境の変化とかにより突然変異が起こり、それが、適者生存して自然淘汰され、結果として進化を繰り返してきたというだけで、なぜが無いのです。
要するに「なぜ」と「どのようにして」とが混同されてしまっている。

粘土で器を作るときにも動機が不可欠なのに、それを無視している。
イメージを描く存在自体が無く、それを具体化させる存在が無くて、偶然に形あるものが完成されるわけがありません。
そのような論理的に破綻している理論をいまだに多くの人が信じている。
人は、なぜ生まれ、なぜ生きているのか、分からなければ認めればよいだけなのに、「なぜ」「なぜ」という問いかけをやめている。
思考停止しているのに、神は死んだかのように錯覚して賢人のつもりでいる。
愚かです。

人は本来、神仏の子であるために創造主に準じた性質を持っています
そのために、誰でも心の中に神仏に似た感性を持っている
基本的な性質として、優しく慈悲に満ちた面があり、リベラルな面を持っています。
しかし、結果を出さなければならないという使命も含んでいるので揺れ動き蛇行しがちです。
蛇行した結果が、我儘さだったり、臆病さに現れることがあります。
左脳的な面と右脳的な面と、陰陽の両面を働かしておかなければなりません。
企業も政府も、その存在は社会のお役に立ってこそ存在価値があります。
そのお役に立っているという証拠は、利潤とかGDPに現れてきます。
幸福の種のもとになるものが生み出され大きくなり広がっていきます。

今の政府は、歴代、皆そうなのかもしれませんが、お為ごかしでごまかして結果目標を達成するどころか、マイナスの資産を積み重ねています。
左翼的な政権は、皆そうです。
ある意味、鬱的なのです。
その反面で、躁的な結果にこだわる面が出てきます

その蛇行現象で社会を崩してしまっています
蛇行を抑えるためには両目をしっかり開けて、両足でしっかり立つべきです。

悟性、感性に関する教育が必要であり
「世界」観の中で基礎的な宗教教育を入れない限り
「なぜ」のところが埋まることはないでしょう

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