FrontPage/2022-07-31
感動には、二種類ある
それは、素晴らしさを感じる右脳的(陰)なもの
凄さを感じる左脳的(陽)なもの
これは、ある意味、原因と結果でもあるだろう
昔、超能力に興味が有り
透視力の訓練をしていて、ある時、完ぺきに出来たこと有った
トランプで種類を言い当てるのを、カードに一度も触ることなく
その時は数字まで全部言い当てることが出来た
その翌日、そのことを思い返していると
天からの声があった
当時は、自分で思っただけのように感じていたが
霊的な知識が増えた今では、明らかに、守護霊か指導霊の声だ
その時言われたのが、「凄さばかりではなく、素晴らしさに心を向けてください」といった内容の事だった
これが私の陰陽学の始まりの基礎にもなっている
自己中で結果主義に陥っている人達は「凄さ」を中心に見る
結果として凄さと言える感動を得ようとするなら、そこに至る道は二つある
方法論、手段の所(陽)と、動機、思い(陰)の部分だ
論理的に深く考えるなら、微妙ながら思いの純粋さ、ひたむきさがより感動を産むし、方法論を生み出す為にも思いが深く関わって来る
素晴らしさが、結果としての凄さの元にもなる
凄さばかり、結果ばかりにこだわり過ぎると、動機よりも方法論ばかりに目が行って、ちょっとハンドルを間違えると、感動とは程遠い思いになってしまう
偽善者になってしまうということだ
自らの利得の為になるなら、手段を選ばず、結果だけを求めてしまう
これは、その人の心の中まで含めて見るならば、到底、素晴らしいという感動からは遠ざかってしまう
例えば、高級車を乗り回している人を見て、つい凄いと思ってしまうが、それに乗っている人が暴力団風だと素晴らしいという感情は生まれて来ない
見た目を飾っているだけの場合、素晴らしさとは縁遠いものになる
現代社会は、宗教教育や道徳教育が薄っぺらくなっているためか、思いという陰の部分が問題にされることが少なくなっている
動機の純粋さよりも、結果を出すことが中心となってしまっているために目先で結果が出たように感じてもその成果は危ういものでしかない
政治レベルでの経済政策でも、どうしてもお為ごかしになってしまう
本当の結果を出すための原因を作ることに一生懸命でない為に狂ってくる
その良い例がアメリカのバイデンの政治の中に在る
表面的な受け狙いが中心にある為に、トランプがやってきた効果的な政策を大統領就任の初日に大統領令でことごとくストップさせている
その成果が、今起きているインフレであり
ウクライナ紛争の始まりであり長期化だ
バイデンの背後にいて操っているDSは、結局、結果における凄さばかりを見ている連中だ
人々の幸福を考えるのではなく、自分たちの利益を中心にして考える人達だ
岸田首相も同じであり、今の政治家たちの多くが同じ穴のムジナたちだ
メディアも学者も何もかにも、いま、結果ばかり、凄さばかりを考えるために、その結果を生みだす原因を作ろうとしない
思いの純粋さ、動機のすばらしさは結果にすぐに結び付きにくいかもしれないが、これがある意味風船の中身であり、この中身が曖昧なものにされてしまうと、それがバブルである
この心の中に在るイメージが感動を伴わないものであったなら、簡単にはじけてしまう
風船を膨らませるのは良いが、中身を同時に充実させる必要がある
凄さと素晴らしさの微妙な違いを理解する必要があるだろう
これは、目標と目的の差にも似ている