陶玄郷

フラクタルの森で薪だけを使い備前焼を焼きながら迷走、瞑想している玄明のホームページ

FrontPage/2021-12-13

Top / FrontPage / 2021-12-13

MMTと財政均衡主義

今一番、蛇行現象で気になっているのが財政問題だ

財政赤字が続き1200兆円も重ね、コロナのバラマキでさらに増やそうとしている。
政府の借金は、GDP比でも世界に類を見ないほど多い。
そこで財政を健全化しなければということで、財政均衡化、緊縮財政が言われている。
ただ、政府が支出を抑えるためにいろんな不都合も積み重なりつつある。


その不都合に反応してMMTなる理屈で財政出動するべきだという意見が出る。

積極財政で困った人を助け、格差を是正し、インフラ整備や国土強靭化をして、国防ももっと充実しなければ今世紀中に日本という国家は無くなりかねないという意見もある。

両方の意見も正しいのだろう。
ただ、どちらに舵を切るべきかというだけの問題ではない。
フラクタル的に考えると、どちらにも長所と短所がある。
そのことで、陰陽で考えるのだが、
基本、双方の意見共に次のような図に載せて考える必要がある

選択

どちらかと言えば、
財政均衡派は守りの姿勢、財政出動派は攻めの姿勢だ
二つの意見がクロスしていて迷っている状態。

迷いが有り、蛇行するような意見に双方が縛られているなら、そのクロスしている交点で考える事をしなければならない。

要するに、そもそも論である。
時間論、空間論、人間論の中で正確に見極める必要がある。

因果関係をしっかり見極めなければ、やろうとしている対策が的を得ることは無い。
更に、お金に対する考えがMMTが言うようなのが正しいのかという点もある。
要するに、前提とされている状況を正しく認識しているかどうかだ。

財政赤字の問題を何とかする必要があるのは、正しい。
このままこれを積み重ねては、良い事につながらないことは、
誰でも思うことだろう。
今、何も問題が起きていないから、これを継続しても大丈夫という保証は何も無い。
何らかのきっかけで歯止めのかからない状況が起きることは想定できる。
その視点から考えれば、緊縮財政派の意見には正当性がある。

ただ、だからと言って投資すべきところへの支出を渋っていては、
全てが後手に回り不都合なことの解消どころかさらに窮地に追い込まれることにもなる。
思い切った財政出動で、未来を見つめ、このマイナス循環を解消する必要があるのも当然のことだ。

そこで、双方の視点の接点部分で考える必要がある。
額に有ると言われるチャクラだ。
そもそも、なんでそのような状況になったのか?
何故、ここまで財政赤字を積み重ねるようになったのか?
何故、これまでの赤字を抱えながら破綻せずにやれておれるのか?
それらを見極めるために必要なのが何かというと

「反省」だ

ここで、反省と言えば、釈迦の悟りの四諦八正道が浮かんでくる。
この正しさを求める反省は、どれも大切なのだが、重要な点を抑えておく必要がある。

ここで一番重要なのが、「正見」だ。
世界を正しく見れていなければ適切な対応は無理であり、
また、ここまで赤字を積み重ねた原因、その理由を見間違えてもムリだ。

画像の説明

両方ともに正しさを含んでいる中で
更なる正しさを求めるならば、神仏の視点が必要になる。
要するに「真理」を知らずして、世界を正しく見、因果関係を正しく見られないのだ。

画像の説明

この世の中で不都合なことが多発する原因は何かというと、
神なる視点で見ることが乏しくなってきたために起きている現象だということ。
真実の世界観から考える事が出来るなら、次第に明確になるだろう。

次の図の、左寄りの考えの人が増えてきたために起きている事である。
右側の世界観が不可欠であるということ。
その上に正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定を積み重ねてチェックすれば、正しい対応が出来るようになる。

ここで細かく、MMTの問題点を上げることも財政均衡主義の問題点を挙げる必要もない。
真理を前提として論理的に考えを詰めるなら、正しい道が見えてくることだと信じる。

死後の世界

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional

備前焼